ヒートショックを予防しましょう
ヒートショックって何?
ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化により血圧が上下に大きく変動することなどが原因で起こります。
気温が下がる冬場に多く見られ、失神や不整脈のほか、死に至ることもあります。
特に高齢者はご注意ください。
冬のお風呂は危険がいっぱい
・入浴中の事故死は冬に多く、11月から4月の冬季を中心に年間の約80%が発生しています。
・令和3年人口動態調査(厚生労働省)によると、高齢者の浴槽内での死亡者数は4750人で、交通事故の死亡者数2150人のおよそ2倍です。
・入浴中に心疾患等の病気が原因で急死する場合もあることから、入浴中の事故は更に多いと推定されています。
・浴槽内での溺死者は、年代が上がるにつれて増加しており、特に75歳以上の後期高齢者が増えています。
入浴中のヒートショックを防ぐために
(1)入浴前に脱衣場と浴室を暖かくしておく
(2)湯船につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温める
(3)湯船の温度はぬるめ(41℃以下)とし、長湯を避ける
(4)入浴前後には、コップ一杯の水分補給を
(5)入浴前のアルコール・食後すぐの入浴は控える
(6)血圧が高いときには、入浴を控える
(7)家庭内で「見守り体制」をつくる
ヒートショック予報
ヒートショック予報は、気象情報にもとづく家の中でのヒートショックのリスクの目安です。
お住いの構造や設備、体調によって、健康への影響は異なります。
入浴時には浴室や脱衣所などを温めるなど、温度差を少なくして過ごしましょう。
ヒートショック予報(日本気象協会リンク)
https://tenki.jp/lite/heatshock/4/20/5610/17211
消費者ホームページ
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_042
お問い合わせ先
消防本部
電話番号:0761-58-6320 ファクス:0761-58-6299