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日ごろからの備え(台風)

更新日:2025年3月1日

 台風接近前にやっておきたい備え「タイムライン」で

台風接近「~3日前」←ここが重要!

最新情報の確認(気象庁・自治体・防災機関等)

まず大切なのが、台風がいつごろ接近するのか、いつごろから雨や風が強まるのか、こまめに気象情報を確認することです。

これは接近前だけでなく接近中も欠かさずに行ってください。予報は定期的に変わります。

金沢地方気象台

ハザードマップの確認

雨や風が強まる前に確実にやっておきたいことが、ハザードマップの確認です。

お住まいの地域や仕事場、学校のある場所、通勤通学ルートの周辺に「河川の洪水」や「土砂災害」のリスクはないか、イメージしておいてください。

能美市洪水・土砂災害・津波ハザードマップ

備蓄品の確認(水食料・停電対策・感染症対策など)

家庭にある備蓄品を確認してみてください。災害時に「避難所にもっていくもの(非常用持ち出し袋)」「自宅で生活を続けるためのもの」「停電した場合の備え」など十分にありますか?

接近直前に買うのではなく、必要な物をふだんからコツコツそろえておくことが重要です。

備蓄

周辺の危険調べ(排水溝・風で飛びそうな物)

自宅の近くの「排水溝」に枯れ葉など詰まっていませんか?周辺に「風で飛んでしまいそうな物」はありませんか?台風が接近する前に確認し、掃除や片づけ(どこにしまうかも含め)をイメージしましょう。掃除はこの段階でやっておくと安心です。

身近な人との話し合い(危機感 避難先 連絡先を共有)

いざという時、家族や大切な人がそばにいるとは限りません。台風が接近する前の落ち着いている時期に「いざという時どうするか」ハザードマップをもとにリスクや避難先を話し合っておくことが重要です。

あわせて、大切な人と電話が通じなくなった場合などの連絡方法も確認しておきましょう。

災害用伝言ダイヤル(171)

台風接近「2日前~1日前」

 避難先を決める

「台風の接近が確実になった」「台風の影響で雨が強くなってきた」こうした場合は、状況が悪化する前に避難先を決めることが重要です。

避難というのは文字通り「難を避ける」とい意味であり、避難所に行くことだけが選択肢ではありません。川や山の斜面などから離れたリスクの少ない場所にある親戚や知人の家のほか、ホテル、浸水の心配の無いマンションの上の階なども選択肢になります(分散避難)。不特定多数の人が集まる避難所で、感染症から身を守る方法にもつながります。

能美市の避難所一覧

備蓄 終わらせる・停電の備え

水や食料、衛生用品の備蓄、停電に備えたラジオやライト、電池やバッテリーの用意はこの段階までには済ませておいてください。最も接近している時に入手のため外に出るのは危険を伴いますし、物流もストップして品薄になる恐れがあります。

そして、災害になにより困るのがトイレです。ほかの備蓄と合わせて必ず用意しておきましょう。

暴風対策(片付け・ガラス飛散防止)

自宅に台風が接近する、暴風域に入ることが予想されるとき、暴風対策は不可欠です。自宅の周辺に飛びそうな物(もの干し竿・自転車・植木鉢・ゴミ箱・傘・雑誌など)はないでしょうか?。自分は大丈夫と思っても、ほかの人や家を傷つけたり、停電の原因になったりします。

あわせて窓ガラスが割れないよう、シャッターや雨戸を閉める、段ボールなどで補強するなど準備を進めてください。

家の周り

高齢者など「要支援者」避難開始

 高齢者や体の不自由な方など移動に支援が必要な方、幼い子どもなどは、台風が接近してからの避難は、より危険が伴います。状況が悪化する前に避難を始めて下さい。

特に警戒レベル3「高齢者等避難」の情報が発表された場合は、川の近くや低い土地、山の斜面の近くなどから避難を始めるサインです。

 警戒レベル

台風接近「1日前~再接近」

状況が悪化する前に避難開始

繰り返しになりますが、暴風や大雨など状況が悪化してから外に出る避難はかえって危険です。台風が接近すると急激に状況が悪化するので、そうなる前に安全な場所に避難して下さい。

警戒レベル4「避難指示」が発表された場合も、川の近くや山の斜面の近くなど災害のリスクの高い場所にいる人は直ちに避難が必要です。ただし必ず発表されるとは限らないので早めの避難が大切です。

また、生活に欠かせない財産があって心配かと思いますが、雨や風が強まっている、波が高くなっている場合は、畑や水路、海岸などをもう見にいかないで下さい。毎年のように命を落とす人がいます。

警戒レベル4「避難指示」までに必ず避難!

気象庁の「特別警報」や、能美市から警戒レベル5「緊急安全確保」が発表された場合は今いる場所で命を守る行動をとってください。

川の氾濫や土砂災害、浸水の発生など、すでに周囲で災害が発生している、いつ起きてもおかしくないなど、外に出るのがかえって危険な段階です。

近くの頑丈な建物・自宅の高い階で崖の反対側の部屋など、少しでも安全な場所に移動して下さい。絶対の安全はありませんが、助かる可能性の高い行動をとって下さい。暴風の時は、窓の少ない部屋に移動して下さい。 

お問い合わせ先

総務部 危機管理課

電話番号:0761-58-2201 ファクス:0761-51-5119