マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業の実施について
更新日:2024年7月5日
総務省消防庁の「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化に関する実証事業」の実施消防本部に能美市消防本部が選定され、救急隊4隊が実証事業を実施します。
〇実証事業とは
救急車を要請した方の同意を得られた場合において、従来救急現場で救急隊が傷病者から口頭で聴取していた、「傷病者の病歴、受診歴、服用している薬等」の情報を、救急隊がマイナンバーカードから取得し正確な傷病者情報を早期に把握することで、傷病者や家族の負担が軽減されるとともに、情報の聴取時間が短縮され、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定が可能となり、より迅速・円滑な救急活動が実施できるかを検証するものです。
〇期待される主な効果
・症状等で会話が困難な傷病者の負担軽減
・傷病者本人が病歴や受診した病院等を忘れても正確な医療情報が伝わる
・聴覚・視覚等の障害がある方でも正確な医療情報が伝わる
・医療機関の早期選定に繋がる
〇実証事業ができる条件(救急隊長が必要と判断し、以下の条件を満たした場合のみ実施対象となります)
・傷病者がマイナンバーカードを所持していること
(健康保険証の利用登録していること)
・傷病者等の同意を得られること
〇実施期間
・令和6年9月6日から令和7年3月31日まで
【活動イメージ】
皆様のご理解、ご協力のほどお願いいたします。
お問い合わせ先
能美市消防本部 警防課
電話番号:0761-58-5119 ファクス:0761-58-6299