3:ジェネリック医薬品はなぜ安いの?
登録日:2019年4月1日
ジェネリック医薬品について紹介するページです
新薬(先発医薬品)が開発され、私たちの治療に使われるようになるまでには、莫大な研究・開発費用がかかります。またそれと同時に、長い年月も費やされています。そのために最初に開発された新薬は特許で守られ、特許期間(20年から25年)が切れるまで開発した会社が独占して製造販売することが認められています。
新薬の特許期間が切れると、同じ有効成分を利用してほかの製薬会社でも薬を作ることができるようになります。こうして作られるのがジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
ジェネリック医薬品は、研究開発費が少なく、開発年数も3年から5年ほどでできるため、新薬よりも価格が安く設定されます。
ジェネリック医薬品の価格設定は、新薬の70%以下とするようルールが決められています。
また、ジェネリック医薬品のメリットは"安い"だけではありません。新薬の欠点を補うように改良が加えられているものがあることも大きな特徴です。
口の中で溶けるようにしたり、大きさを変えたりして、飲みやすく改良されていたりするのも、ジェネリック医薬品ならではのメリットなのです。
ジェネリック医薬品の薬効については、新薬と“同等”であり、100%同じとは言い切れません。ご使用に当たっては、お医者さんや薬剤師さんと良くご相談ください。
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