地区防災計画を作りましょう
登録日:2025年6月1日
地区防災計画とは
地区防災計画とは、災害が起こった際に地域の方が一丸となり、自分たちでまちを守るための計画です。日頃からどのような準備をすればよいか、万が一に備えた役割分担をどうするか、災害を想定した訓練の内容などを自分たちで考え、実施するために欠かせません。
新着情報
内閣府、地区坊’z及び地区防災計画学会連携シンポジウム
「地区防災計画制度施行11年 地区防災計画の現状と課題」の開催
テーマ 「地区防災計画制度施行11年 地区防災計画の現状と課題」
主催 地区防災計画学会
協力 内閣府防災担当・地区防災計画を推進する自治体ネットワーク(地区坊’z)
日時 令和7年6月22日(日曜日)13:30~16:30(予定)
場所 オンライン(YouTubeによる同時配信)
注:参加申込みをされた方に視聴方法を御連絡
対象 コミュニティ防災や企業防災に関心のある方 注:参加無料
申込 令和7年6月18日(水曜日)正午までに地区防災計画学会HP(下記リンク)から申込
詳細は、https://gakkai.chiku-bousai.jp/ev250622.html
内容
挨 拶 後藤隆昭 内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(普及啓発・連携担当)
登壇者 矢守克也 京都大学防災研究所教授(地区防災計画学会会長)
加藤孝明 東京大学生産技術研究所教授(地区防災計画学会副会長)
鍵屋 一 跡見学園女子大学教授
地区防災計画の概要
「地域の課題は地域で解決する」
これは防災に限ったことではありませんが、特に地域の力が試されるのが災害時です。
まず地域で地震・水害・土砂災害などどのようなリスクがあるのか、地域の中で共有し、家族や地域の人たちの命や財産をどのように守るのか、地域の中でしっかり考え、対応策を作っておくことが大切です。
それは簡単なことではありませんが、地域の中で議論することが、いざという時に地域の中で助け合う第一歩になります。
また、そのときに地域の企業・団体、消防団、防災士、民生委員などの皆さんと一緒に考えることも大切です。
こうした地域での解決策を考えるひとつの方法が、防災タイムライン・防災マップなどの「地区防災計画」です。
計画作りを通じて地域が災害に備えて力を発揮できることが最も大切です。
地区防災計画の参考資料
地区防災計画は、「ひな型」とおりに作成するものではなく、地域の課題や対応できる対策を地域の中で話し合いながら工夫して作成されるものです。
「このとおりに作成してください」というルールはありませんが、まずは、地域の災害リスクや避難方法などを示した防災マップや、「いつ」「誰が」「何をするか」に着目して時系列で表形式に整理した防災タイムラインから始めることをお勧めしています。
(内閣府)
・啓発用パンフレット「みんなでつくる地区防災計画~「自助」「共助」による地域の防災~」(1MB)(PDF文書)
・(参考)啓発用パンフレット「水害・土砂災害から家族と地域を守るには」(4MB)(PDF文書)
お問い合わせ先
総務部 危機管理課
電話番号:0761-58-2201 ファクス:0761-51-5119