令和6年度能美市予算
更新日:2025年3月27日
本市においては、事業・施策の7本柱のもと、全てが移住・定住の促進につながるよう展開している。戦略的企業誘致や市内企業の堅調な投資活動に加えコロナ禍からの脱却によるサービス消費の回復等を背景に、令和4年度の市税収入は過去最高となった。
また、能美スマートインクルーシブシティ構想では、DXの推進により市民サービスの向上、働き方改革や医療介護・見守りの分野にも取り組み、その成果が表れつつある。
一方で、自然災害の激甚化に対する防災・減災対策や公共施設・インフラ施設の老朽化対策をはじめ、地域コミュニティーの弱体化や物価等高騰対策など、喫緊の課題も山積しており財政状況の先行きは益々厳しいものとなることが予測される。
更には、地球温暖化や急速に進む少子高齢化など、社会的な変革や全国的課題への対応も待ったなしの状況である。
そこで令和6年度予算は、これまでの事業・施策が期待していた効果・成果を十分に得られているのか改めて見直し、限られた財源を有効に活用することを念頭に「暮らしやすさを日本一、実感できるまちづくり」「したいこと、能美市だったら叶うかも」の実現に向けて、諸課題に対し、全庁をあげて取り組むことが重要となる。
よって、喫緊の課題への対応や節目となる市制20周年からの更なる飛躍に向け、事業・施策のスクラップ&ビルドを念頭に、下記に定める方針により編成を行う。
【事業・施策の7本柱】
(1) 子育て・住環境の充実
(2) 産業振興・企業誘致推進・人財確保対策
(3) 交流人口の拡大
(4) 教育力の向上
(5) 安全安心のまちづくり
(6) シティプロモーション
(7) 行財政改革
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令和6年度能美市当初予算
一般会計の予算総額は275億6,000万円(対前年度比+7億4,000万円、+2.8%)です。
一般会計・特別会計・企業会計をあわせた予算総額は、469億5,480万円(対前年度比+3,540万円、+0.1%)です。
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令和6年度能美市4月専決補正
1月1日に発生した令和6年能登半島地震からの復旧・復興や被災者支援に関する経費について、4月1日付けで専決処分しました。
一般会計においては、補正予算(第1号)として、被害のあった農地や農業用施設の復旧支援をはじめ、被災された市民への支援や、能登の被災地から非難されている方の広域避難所の運営等に必要な経費として1,300万円を追加しました。
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令和6年度能美市6月補正
一般会計においては、補正予算(第2号)として、令和6年能登半島地震で被災した公共施設等の復旧工事費や調査費等をはじめ、和佐谷町集会所の建替え並びに駐車場の整備に対する補助や、児童手当制度の抜本的な拡充により増額となる児童手当支給費、物価高騰による低所得世帯への支援として、令和6年度新たに個人住民税が非課税または均等割のみの課税となる世帯に対し、1世帯あたり10万円の給付及び当該世帯のうち、18歳以下の児童がいる世帯への児童1人あたり5万円の給付、定額減税にかかる減税しきれないと見込まれる所得水準の納税義務者に対する調整給付金の支給など10億3,900万円を追加しました。
また、補正予算(第3号)として、令和6年能登半島地震で被災した住宅用宅地及び住宅について、傾斜や亀裂、破損が生じた擁壁の修復や宅地の地盤改良等の復旧工事に対する補助のほか、被災した住宅の耐震改修等に向けた耐震診断に係る補助費用として6,800万円を追加しました。
介護保険特別会計においては、重層的支援体制整備事業の一般会計への繰出金として37万9千円を追加しました。
水道事業会計においては、令和6年度能登半島地震により損傷した下水道管渠に復旧に併せて上水道管の移設を行うため、資本的支出に1億4,000万円を追加しました。
下水道事業会計においては、令和6年度能登半島地震により損傷した下水道管渠の復旧を行うため、資本的支出に8億8,000万円を追加しました。
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令和6年度能美市9月補正
一般会計においては、補正予算(第4号)として、令和6年能登半島地震により被災し耐震基準を満たさない住宅の改修等に対する支援や被害のあった福岡小学校屋外プールの解体及び液状化対策工事などの復旧・復興対策をはじめ、北陸鉄道能美線跡の健康ロードについて、ふるさと愛を育みながら健康増進を図れる施設としてリニューアルするほか、能美根上駅東口駐車場の混雑解消に向けた拡張整備、本年10月から開始する新型コロナワクチンの定期予防接種に係る費用など10億円を追加しました。
介護保険特別会計においては、令和5年度の介護給付費等の精算に伴う国・県及び支払基金への返還金や介護保険財政調整基金の積立てなど、1億9,701万2千円を追加しました。
水道事業会計においては、県の街路整備事業による道路の拡幅に伴い、支障となる給水装置の移設を行うため、収益的支出に336万円を追加しました。
国民健康保険能美市立病院事業会計においては、小児科外来の待合スペースを拡張し、子どもたちが遊べるプレイスペースや授乳室等を整備する工事費など、資本的支出に795万円を追加しました。
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令和6年度能美市10月専決補正
第 50 回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に関する経費について、10 月 9 日付けで専決処分しました。
一般会計においては、補正予算(第5号)として、10月27日執行の第50回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に必要な経費として 2,600 万円を追加しました。
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令和6年度能美市12月補正
一般会計においては、補正予算(第6号)として、能美根上駅駅務室を駅周辺の賑わい創出や本市の情報発信拠点として活用するための実施設計をはじめ、利便性の向上に向けたふるさと歴史の広場東側駐車場の既設道路拡幅及び駐車場整備の実施や、経年劣化により改修が必要となった寺井中学校の空調機器の全面改修、雨水などにより浸食され脆弱となった林道金剛寺鍋谷線の路肩擁壁補強工事の実施など 4 億 7,700 万円を追加しました。
国民健康保険特別会計においては、保険者が負担する一般被保険者療養給付費等の増額などにより 7,282 万円を追加しました。
介護保険特別会計においては、石川県国民健康保険団体連合会への介護給付費請求業務委託費の増額などにより 63 万円を追加しました。
国民健康保険能美市立病院事業会計においては、補正予算(第2号)として、オンライン資格確認端末整備に係る費用として収益的支出に87万円を追加しました。また、補正予算(第3号)として、人事院勧告による給与改定により増額となる人件費に係る費用として収益的支出に5,183万円を追加しました。
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令和6年度能美市12月専決補正
物価高騰による国の経済対策に伴う低所得世帯への支援として、12月18日付で専決処分しました。
一般会計においては、補正予算(第7号)として、住民税均等割非課税世帯に対し、1世帯当たり3万円を給付するほか、18歳以下の児童を持つ子育て世帯に対し、児童1人あたり2万円を加算して給付する経費として1億1,600万円を追加しました。
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令和6年度能美市2月補正
一般会計においては、補正予算(第8号)として、能美スマートインクルーシブシティ構想を推進するため、デジタル地域通貨・ポイントサービス「能美トチポ」の提供を3月3日から開始するにあたり、アプリを登録した市民、先着1万人に2千円分のポイントを付与し、「能美トチポ」の普及促進と家計負担の軽減を図るほか、食料品やエネルギー価格等の高騰に伴い増加する家計負担の軽減と市内消費を喚起する取組の第7弾として「のみ応援特典券」を配付するための経費や、物価高騰による影響が特に大きい市内病院に対して、光熱費等の高騰分の一部を支援する経費など1億900万円を追加しました。
また、国民健康保険能美市立病院事業会計においては、光熱費等の高騰分に対する一般会計からの繰入金を受け入れるために収益的収入に70万円を追加しました。
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- 令和6年度2月補正予算のあらまし(718KB)(PDF文書)
- 令和7年2月4日議決分 予算書(99KB)(PDF文書)
- 令和7年2月4日議決分 予算に関する説明書(124KB)(PDF文書)
- 令和7年2月21日議決分 予算書(107KB)(PDF文書)
- 令和7年2月21日議決分 予算に関する説明書(323KB)(PDF文書)
令和6年度能美市3月補正
一般会計においては、補正予算(第9号)として、令和6年能登半島地震からの復旧復興に関する経費について、美化センター埋立処分場の法面崩落の復旧経費を計上したほか、国の補正予算に伴い、地域共生交流館の新築工事への着手をはじめ、小中学校の防犯カメラの更新及び追加設置や、道路舗装、消雪施設の更新経費を追加しました。また、市内3中学校の吹奏楽部の楽器更新のほか、市内に進出した企業や一定額以上の設備投資をした市内企業に対する補助金のほか、除排雪経費、年度末における各種事業、人件費の精算などの費用を含め12億6,400万円を追加しました。
特別会計及び企業会計においても、年度末における各種事業、人件費の精算、国庫支出金の組替えが主なものであり、国民健康保険特別会計(第2号)は5,716万1千円を追加、後期高齢者医療特別会計(第1号)は133万7千円を追加、介護保険特別会計(第4号)は236万6千円を追加、水道事業会計(第3号)の収益的支出は645万円を追加、工業用水道事業会計(第1号)の収益的支出は176万4千円を追加、下水道事業会計(第2号)の収益的支出は8億9,812万5千円を追加し、資本的支出は8億8,000万円を減額、市立病院事業会計(第5号)の収益的支出は220万8千円を追加しました。
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