令和7年秋季火災防ぎょ訓練

令和7年11月9日（日曜日）、能美市寺井町のDSG MEGA CITY（立体駐車場）で、秋の火災予防運動の一環として、秋季火災防ぎょ訓練を実施しました。

今回の訓練は、令和5年8月に神奈川県厚木市で発生したパチンコ店の立体駐車場火災で車両153台が焼損し、消火までに約4時間を要した事案と令和7年8月に大阪市の道頓堀のビル火災で消防職員が殉職した事案を教訓にして実施いたしました。
　想定は立体駐車場2階の駐車中の車両から出火し、従業員による初期消火を行うも消火できず、車両からガソリンが漏洩したことから延焼拡大し、逃げ遅れ者の有無は不明の状況で訓練を実施しました。
　活動内容は、関係者からの情報収集、屋内進入（消火活動、人命検索）、漏洩した危険物の液面拡大処置（消防団による土嚢作成）、はしご車による屋上の高所救出、消防団による中継送水を行いました。また、屋内進入の隊員1名が屋内で行方不明者となった訓練想定で、救援隊を編成し、消防職員を救出、救出後、各隊は消火・排煙活動（一斉放水体形）に転戦し一挙火勢鎮圧を行いました。