辰口温泉「たがわ龍泉閣」に行ってきました。
登録日:2020年3月31日
北陸最大級の混浴露天風呂である、たがわ龍泉閣 “田んぼの湯”の前で(2019年11月27日撮影)
能美市にある辰口(たつのくち)温泉の歴史は1400年前にさかのぼり、養老年間(717~724年)には村人たちが傷ついた馬の脚を温泉で癒やしたと伝えられています。しかし近くを流れる手取川が幾度となく氾濫し、度重なる洪水で源泉が埋まってしまい、多くの人々が掘り起こそうと数百年に渡り試みてきましたが失敗。それが1836年(江戸時代末期の天保7年)に来丸(らいまる)村の灰屋源助が薬師如来の夢のお告げで温泉を掘り当てたのが現在の辰口温泉の始まりと言われています。辰口という名前は「手取川が氾濫するのは龍が住んでいて暴れるから」という言い伝えが由来となっています。
灰屋源助が掘り当てたとされる辰口温泉の源泉の前で(2019年11月27日撮影)
北陸最大級の混浴露天風呂“田んぼの湯”は、田んぼの真ん中から湧き出た源泉を利用していることからこの名前がつきました。南に白山を望む田んぼの中に六つの露天の湯。春には早苗がそよ風になびき、夏には新緑がまばゆく、秋の夕べには刈田の赤とんぼ、冬には湯煙がただよう雪景色など、四季折々の山里の風景をお楽しみいただけます。水のせせらぎや里山と田んぼののどかな雰囲気。子どもの頃に遊んだ昔なつかしいイメージを再現した情緒あふれる温泉です。のどかな田園に囲まれた露天風呂からの眺めは他の温泉にない大自然の癒やしをたっぷりと満喫させてくれます。晴れた日の夜空には見上げると一面に無数の星々が輝き、そのロマンチックな光景から、この露天風呂には縁結びの効能があるとも言われているそうです笑。ご夫婦で、カップルで、グループで、極上の贅沢をお愉しみいただけます。実際に春には田植え、秋には稲刈りが行われた田園風景が存分に楽しめる露天風呂となっています。
夜、ライトアップされた“田んぼの湯”
広縁を備える伝統的な標準和室は、しっとりと落ち着いた雰囲気。全室にテレビ、冷蔵庫、バス(一部を除く)、温水洗浄トイレを完備。ベッド2台の寝室+和室を備える和洋室や、ゆったりとした間取りの和室もあります。アップグレードされた和洋室は、天然温泉の檜風呂やシャワーブース付き。加えて、温泉の露天風呂と掘りごたつを備える二間続きの客室もあるんです。のどかな田園に囲まれる露天風呂、サウナ付きの大浴場、有料の貸切風呂を併設する(単純温泉)でゆったり疲れを取ったら、食事処で懐石料理に舌鼓。夏は屋外プールもあるので、小さなお子様も思う存分楽しめます。
(1)吉祥亭(特別室):本間15畳+控間9畳の掘り炬燵+露天風呂付特別室。天然温泉を24時間お愉しみいただけます。 (2)直径2mの檜風呂には一度に大人5人まで入浴できます。 (3)湯の華の郷:天然温泉の檜風呂にはシャワーブースもついており、広々としたスペースでゆったりお愉しみいただけます。お部屋は和室8畳とツインベット付きの和洋室タイプです。 (5)サウナ付大浴場「天狗浴殿」 (6)白寿の湯
庭園プール(夏期限定)小さなお子様も楽しめるように浅く作られた部分もあります。
大宴会場“加賀獅子の間”はなんと最大250名!
(1)金沢和洋会席「加賀の彩ごよみ」プラン (2)金沢和洋会席「特選 加賀の彩ごよみ」プラン (3)のどぐろ 塩焼き:脂ののりが良く、どんな調理方法も大変美味しい高級魚です。 (4)鮑 陶板焼き:日本海のミネラルを豊富に含んだあわびは絶品。
北陸自動車道・能美根上スマートICから車で約9kmのところにある穏やかで懐かしい雰囲気の温泉旅館。紫の絨毯にソファを配置したロビーは昔ながらの温かい空間。いしかわ動物園や手取フィッシュランド、九谷陶芸村まで車で約10分、金沢へは約40分で移動できます。もちろん、松任駅や小松駅からの無料送迎もあります。(要予約:2名様以上より。小松空港からの無料送迎もあります。別途ご相談ください)注意:金沢方面からはJR松任駅、大阪方面からはJR小松駅が宿の最寄り駅です。金沢の奥座敷といわれる辰口温泉で是非、心も体もリフレッシュしてください。
たがわ龍泉閣顧問の中村 三朗さんと
動画メッセージ
たがわ龍泉閣
〒923-1245 石川県能美市辰口町20番地
TEL.0761-51-2111(受付時間:午前8時~午後10時)
FAX.0761-51-3107
https://www.ryusenkaku.com/
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石川県能美市辰口町20番地
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