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ケイシー ビーンさん

登録日:2019年9月27日

ケイシー ビーンさん

文化圏金沢からほどよい距離で現れる美しい自然。子どもにも、自分にも、好きなことに没頭できる環境です。

 ケイシーさんは、新潟県ご出身の奥さまとアメリカの大学院で出会い、将来、日本に来て働くことを想定し、大学院で英語を外国語として教えられる修士号を取得しました。彼は出身校と提携関係にある金沢工業大学(KIT)で英語を教えています。

 「能美市は、家族のためにはいい場所です。松が岡には他にも若いカップルがたくさん住んでいるので、子どもたちには自分の同世代の遊び仲間がいて、近所の友達と一緒に地元の学校に通っています。」

 ケイシーさんご夫妻は、日本語と英語の両方を話せるように、子供たちを教育しています。ご夫妻は、家では子どもたちと英語だけで会話し、子供たちには自立心や他人を思いやる心、そして責任感を育ませたいと思っています。もちろん彼は、子どもたちが小学校の日本語環境で毎日が大変なことは理解できるので、家庭での愛情は惜しまず接しています。

 彼の趣味は、ウェイトリフティングとパーマカルチャー(注)。自宅の庭で野菜、多年生植物、そしてさまざまな果樹を育て、鶏もこの生態系に関わっているようです。鶏小屋には、ボリスブラウン、岡崎おうはん、白烏骨鶏など数種類が飼育されています。

 ケイシーさんは、能美市には“ちょうどいい頃合いの田舎”があると。

「能美市は、自然の多い素敵な環境ですが、田舎というほど暮らしにストレスを感じるわけではありません。金沢市内までわずか30分です。金沢はクールで小さな街です。たくさんの文化、日本三大庭園の一つの兼六園、武家屋敷、そして美味しい料理があります。繁華街には素晴らしいレストランとナイトライフがあります。興味深い歴史に触れ、堪能した後、20分以内には中心地から出ることができるコンパクトさです。

 それに対し能美市は、アウトドア活動がたくさんできるところです。まさに“水に浮かび、太陽の下で遊べる”子どもの時から楽しめる街です。子どもたちとドライブに出かけ、途中、眺めのいい場所や珍しい風景のところでクルマを止めて写真を撮るくらい美しい場所でもあります。」と、ケイシーさん。

「日本で、そして、松が岡に住めて満足しています。」

注:パーマカルチャーとは、伝統的な農業の知恵と現代の科学や技術の知識を持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。

ケイシーさんの横顔家外観野菜鳥子どもとケイシーさん

ケイシー ビーンさん

アメリカ合衆国東北部マサチューセッツ州東端のケープコッドご出身。アメリカでの大学が金沢工業大学と提携関係にあり、英語教師として来日。アメリカの大学院で出会った奥さまは、新潟県ご出身。

取材日 2019年7月23日

お問い合わせ先

企画振興部 企画地域振興課

電話番号:0761-58-2212 ファクス:0761-58-2291