高座のアベマキ群
登録日:2019年4月1日
能美市高座町八幡神社の境内には3本のアベマキの大木がある。最も大きいものは高さ約28m、 幹周約3.8mを測り、本市では最大、石川県内に現存するアベマキの巨樹としては最大級である。
永年、高座町の神木としてまたシンボルとして慣れ親しまれてきた。 他の2本も樹容は、太い幹と空に大きく伸びる枝、分厚いコルク質の樹皮をもち、老木としての風格 も備え立派である。
アベマキは古くから薪や炭など原料として使用されてきたため、伐採されることが多く、このような巨木 が遺存しているのは大変希少であり、後世に保存継承すべきで貴重な文化財である。