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特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意ください

登録日:2025年8月8日

「セアカゴケグモ」の発見について

令和7年8月1日に加賀市内において、特定外来生物「セアカゴケグモ」が確認されました。

県内では平成26年7月以降8市町で確認されており、今回で15例目の確認となります。

能美市内では確認されていませんが、メスは毒を持っているため注意が必要です。

駆除方法

セアカゴケグモは「特定外来生物」に指定されており、生きたままの保管や運搬等をすることが禁止されています。発見した場合は、次の方法で駆除してください。

・市販の殺虫剤で駆除

・くつでふみつぶす(素手で触れることは危険です)

・卵のうは、割り箸等ではさんでビニール袋に入れて、足で踏みつぶすか、焼却してください。また卵のうへの効果が記載されている殺虫剤を使用して駆除してもかまいません。

発見したときは

できるだけ速やかに駆除し、市生活環境課(電話:0761-58-2217)までご連絡ください。

「セアカゴケグモ」の特徴

体長は、メスが約7~10mm、オスが約4~5mmです。

全体が黒色で、メスの腹部背面中央には、砂時計の形をした赤又は橙色の縦斑紋があります。オスの腹部背面中央には、赤い斑紋はありません。

セアカゴケグモのメスは毒を持っていますが、その習性はおとなしく、素手でつかんだり、クモの巣に触れたりしない限りかまれることはありません。

セアカゴケグモの特徴(環境省外来生物対策室制作チラシ)(858KB)(PDF文書)

注:県内ではハイイロゴケグモは確認されていません。

生息場所

次のような場所には注意が必要です。

1 日当たりが良く、暖かいところ

2 昆虫や小動物など餌が豊富なところ

3 巣を張るすき間のあるところ

 

たとえば・・・

・クーラーの室外機の裏など、人工熱源のまわり

・排水溝の側面やふたの裏

・植木鉢と壁のすき間

・しばらく置きっぱなしの靴の中

 咬まれたときは

セアカゴケグモにかまれると、腫れたり、熱感を感じたり、痛みが全身に広がって発汗や吐き気を起こすことがあります。通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、小児や高齢者はまれに重症化することがあります。

咬まれたときは、患部を水で洗い冷やすこと、多少出血があっても包帯などはぜずに咬んだクモを駆除し、クモを持参して、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

関連情報

石川県ホームページ

www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/gairaishu/seaka.html

お問い合わせ先

市民生活部 生活環境課

電話番号:0761-58-2217 ファクス:0761-58-2292