能美電駅跡周辺スポット 灯台笹駅編
登録日:2025年10月21日
灯台笹駅跡周辺スポット
宮竹駅跡

能美電気鉄道(能美電)の駅として、大正14年(1925年)6月開設。
引込線近くに農協の倉庫があり、米・肥料・織物などが運ばれていた。駅の傍の酒造店は、多くの人に親しまれた。
昭和55年(1980年)9月の能美電廃線に伴い廃止。
住所:能美市宮竹町ロ
座標:36.45191, 136.58803
【現在地から約1,500m】
笹葉天照皇神社

神明社・笹葉社を経て、明治29年(1896年)笹葉天照皇神社に改称。
住所:能美市灯台笹町ヌ51
座標:36.45058, 136.60405
【現在地から約350m】
灯台笹遺跡

昭和35年(1960年)当時の中学生が畑で発見した白い石の欠片は、石川県の歴史を塗り変え大発見となった。それは、約2万年前に 旧石器人が残した尖頭器(ナイフ形石器)だった。
この発見によって、県内初となる旧石器時代遺跡の発掘調査が行われ、石川県の黎明期を解き明かすきっかけとなった。
住所:能美市灯台笹町
座標:36.45044, 136.60262
【現在地から約500m】
岩根宮

古くから岩根宮と呼ばれており、白山比咩神社の「白山七社(白山本宮・金剱宮・三宮・岩本宮・中宮・佐羅宮・別宮)」の1社に数えられた。能美市指定史跡。
平安時代の嘉祥年間の創建とされ、現在の神社敷地を含む広大な神域に、大小多くの建造物があったと考えられる。元々は手取川を隔てた天狗壁の頂上にあり、現在地は、その観音堂だったという伝承もある。
また、室町時代の物語『義経記』には、奥州に逃れる途中の源義経が、今後の武運を祈願した地として登場する。
住所:能美市岩本町ホ27
座標:36.45014, 136.61145
【現在地から約950m】
岩本駅跡

能美電気鉄道(能美電)の駅として、大正14年(1925年)6月開設。
近くの山「天狗壁」は、石材を産出する石切場であり、昭和30年頃まで石材が貨車で運搬させ、販路拡大に大きな役割を果たした。
昭和55年(1980年)9月の能美電廃線に伴い廃止。
住所:能美市岩本町
座標:36.45209, 136.61121
【現在地から約700m】

お問い合わせ先
教育委員会事務局 ふるさと文化財課 能美ふるさとミュージアム
電話番号:0761-58-5250 ファクス:0761-58-5251