特別天然記念物「ニホンカモシカ」
登録日:2025年4月8日
二ホンカモシカとは
ニホンカモシカ(以下カモシカ)は、偶蹄目ウシ科ヤギ亜科に分類される哺乳類で、
国の特別天然記念物に指定されている保護動物です。
穏やかな性格で、興奮させなければ人間を攻撃してくることはありません。
名称にシカと入っていますが、ウシ科に属するウシやヤギの仲間です。
ウシと同様に反芻(はんすう)を行うため、時折座り込んでモゴモゴしている様子が見かけられます。
(反芻:一度胃の中に入れた食べ物を再び口の中に戻して嚙みなおす行為のこと)
カモシカとシカの違い
カモシカとシカの見た目の大きな違いは、
(1)体色が黒褐色や灰褐色など黒っぽいことが多いです。
(2)カモシカはオス・メスともに後ろ向きの短い角があり、枝分かれしていません。
カモシカに遭遇したら
近づいたり刺激したりせずに、その場を離れてください。
人里にやってくることがありますが、帰巣本能があるため、多くの場合そっとしておけば山へ帰っていきます。
カモシカは国が指定する特別天然記念物のため、「様子を見守ること」が原則です。
カモシカについての問合せ先
能美市内において、カモシカがケガや病気で動けなくなっている場合や死亡している場合は、
能美ふるさとミュージアム(0761-58-5250)までご連絡ください。
注:開館時間外や休館の際の連絡先は、能美市役所本庁舎(0761-58-1111)になります。