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いしかわ動物園 中本 梓さん

登録日:2023年2月20日


したいこと、能美市だったら叶うかも

いしかわ動物園 飼育員

中本 梓さん

和歌山県出身の中本さんは、子どもの頃、地元動物園でのイルカショーを見て、動物園で働きたいと思い、動物の専門学校に通っていたのですが、偶然、学校の求人案内で見つけた求人がいしかわ動物園でした。実際に飼育員になってみて、毎日動物に囲まれて一日一日が早く、子どもの頃からの夢が実現できて、すごく嬉しかったそうです。
現在は普段アシカの飼育を担当していて、毎日、お世話やトレーニングを行い、それを見物していただくことで動物園に来てくれたお客さんに楽しんでもらったり、動物園のことをもっと知ってもらいたいと思いながら毎日仕事をされています。
 

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いしかわ動物園は、基本コンセプトを「楽しく、遊べ、学べる動物園」、3つのやさしさ(「動物にやさしい」、「環境にやさしい」、「人にやさしい」)として、1999年10月9日にオープンしました。園内の動物舎は、自然の地形を活かして植栽や岩や池を配置し、動物たち本来の生息環境に近い環境を再現しています。また、動物が飛び越えられない幅の堀を巡らせる「モート方式」やガラス越しの観察により、従来のコンクリートや鉄格子で仕切った狭い動物舎では見られない動物たちの生態が間近に観察できるような配慮もされている動物園で、高齢者や身体障害者、車椅子などの利用者を考慮し、園路(約1.1km)は、勾配を4%以下にするとともに、階段部分にはスロープが設けられ、屋内観察通路の出入り口は自動ドアで区切られており、2階にあるレストランへもエレベーターで行けるように配慮されています。
 

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1999年開園当時の写真 


園内にはユキヒョウやホワイトタイガー、コビトカバ、トキ、ライチョウなど、他の動物園ではあまり見かけない動物や、冬には温泉に浸かるカピバラも人気です。近年はカンガルー舎が改修されています。
 

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仕事のやりがい

最初は広報とトキの解説員を兼務していました。お客様にいろいろレクチャーするため、自分でも勉強したり、先輩がまとめた資料を見たりして動物たちのことをいろいろ説明していたのですが、お客様が「へー、知らなかった」と言ってくれたのが嬉しくて、すごくやりがいになりましたし、もっとこの仕事が好きになりました。
 

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飼育員の私がしたいこと

動物たちは人間みたいにそれぞれ個性があり、深く知っていくと、より面白みがあって。
私はアザラシたちだったり、他の動物たちにも毎日話しかけながらやっているんですけど、だんだんコミュニケーションができるようになるというか、思っていることがわかるようになる時があるんです。そういう自分と動物たちの行き交いする瞬間に感動するんです。そんな素敵な体験を少しでもお客様に体験して欲しいと思い、この仕事をしています。 
 

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自分だから、できること

私いしかわ動物園には他の動物園にはいない動物が見れたり、また、すごく近くで動物が見えるなど、見どころがたくさんあり、もっとこの動物園の良さを知ってもらいたいです。また、子どもたちの夢をはぐくむ楽しい学習の場として動物の生態を観察したり、緑に囲まれた自然の中で動物と触れ合うことで、自然保護や動物愛護の精神を知る学べる動物園なんです。自分が子どもの頃にイルカショーを見て動物園で働きたいと思ったような仕事を、今の子どもたちの前でできるようになることですね。
 

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いしかわ動物園ホームページ
https://www.ishikawazoo.jp/

 

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290