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令和5年度能美市予算

更新日:2024年3月21日

 本市においては、事業・施策の7本柱のもと、すべての施策が移住・定住の促進につながるよう事業を展開している。福島グランパークへの戦略的企業誘致も好調に推移し、保育園の民営化や新給食センター建設などの整備も順調に進むほか、医療介護DXをはじめとするデジタル技術の導入にも取り組み、これまでの施策が着実に実を結びつつある。
一方で、厳しい財政状況の中、新型コロナウイルスへの対応と社会経済活動の両立を図る対策をはじめ、8月に発生した大雨災害からの復旧・復興や防災・減災対策、公共施設・インフラ施設の老朽化対策、エネルギー価格・物価高騰対策など、喫緊の課題への対応に加え、陰りが見え始めた人口ビジョンへの更なる施策も必要となる。
そこで令和5年度は、これまでの事業・施策が、設定或いは期待された効果・成果が充分に得られているのか、今一度PDCAを廻す工程から始め、「暮らしやすさを日本一、実感できるまちづくり」「したいこと、能美市だったら叶うかも」に向けて、デジタル変革(DX)やグリーン化 (GX)の推進などの諸課題に全庁をあげて取り組むことが重要となる。
よって、令和5年度予算は、喫緊の課題への対応や本市の更なる飛躍へ向け、事業・施策のスクラップアンドビルドを念頭に、下記に定める方針により編成を行う。

 

【事業・施策の7本柱】

(1) 子育て・住環境の充実
(2) 産業振興・企業誘致推進・人財確保対策
(3) 交流人口の拡大
(4) 教育力の向上
(5) 安全安心のまちづくり
(6) シティプロモーション
(7) 行財政改革

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 令和5年度能美市当初予算

 一般会計の予算総額は268億2,000万円(対前年度比+23億円、+9.4%)です。
一般会計・特別会計・企業会計をあわせた予算総額は、469億1,940万円(対前年度比+39億4,420万円、+9.2%)です。

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令和5年度能美市4月専決補正

 物価高騰等による子育て支援対策及び新型コロナウイルス感染症対策のため、国の補助事業に関連する経費について、4月21日付で専決処分しました。
   一般会計において、食費等の物価高騰に直面し、影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円を給付するほか、5月から開始しているオミクロン株対応ワクチン接種への対応や、秋以降に計画されているワクチンの追加接種に向けた体制整備のため、2億円を追加しました。

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令和5年度能美市5月補正

 一般会計において、電力・ガス・食料品等の価格高騰対策として、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり3万円を支給するほか、梅雨入りを前に、手取川・梯川水系における水害を軽減させる「流域治水」の取り組みを加速させる事業費など、1億950万円を追加しました。

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令和5年度能美市6月補正

 一般会計において、物価高騰の影響を受けた子育て世帯への家計支援として、小中学校の給食費を段階的に無償化するための費用をはじめ、エネルギー価格等の高騰による影響を受ける市内事業者に対し、借入れに係る信用保証料を補助する費用、GIGAスクール構想の更なる推進に向けた学校DX推進コーディネーターの配置に係る費用、能美スマートインクルーシブシティ構想の実現に向け、高い専門性をもつデジタル技術のプロ人材を受け入れるための費用など、2億2,650万円を追加しました。

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令和5年度能美市9月補正

 一般会計においては、物価高騰の影響を受けているプラスチック製容器包装専用袋の製造費について、値上げによる市民の負担増を回避するため、高騰分を補助する費用をはじめ、令和4年8月の大雨災害の影響により、令和5年産米の作付けができなかった農業者に対して、減収分を補助する費用を計上しました。そのほか、九谷陶芸村にある「ビッグモニュメント」の修復が必要な陶板の取り替えにかかる費用のほか、根上学習センター子ども宇宙科学室のリニューアルにかかる費用や、行政事務のペーパーレス化やWeb会議システムの活用、庁舎執務室のフリーアドレス化の推進にかかる費用などを含め、4億1,000万円を追加しました。
   介護保険特別会計においては、令和4年度の介護給付費等の精算に伴う国・県及び支払基金への返還金として6,809万6千円を追加しました。
   下水道事業会計においては、広大な丘陵地からの雨水排水対策に係る調査費用として資本的支出に7,000万円を追加しました。

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令和5年度能美市12月補正

 一般会計においては、補正予算(第5号)として、エネルギーや食料品等の物価高騰による影響に対応するため、平成17年4月2日から平成20年4月1日までの間に産まれた子どもを持つ世帯への応援として、子ども1人あたり1万5,000円を市独自に給付するのをはじめ、医療機関や介護・障害者福祉サービス事業所・民間認定こども園に対し、冬期間の光熱費等高騰分を補助するほか、根上中央放課後児童クラブの定員超過に対応するため、浜小学校の教室をクラブ室とする整備の実施や、 経年劣化が進む九谷焼美術館「体験館」のリニューアルなど8億3,600万円を追加しました。
   また、補正予算(第6号)として、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策に対応して、物価高騰に直面し、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり7万円を支給するほか、食料品等の高騰に伴い増加する家計負担の軽減と市内消費を喚起する取り組みの第6弾として「のみ応援特典券」を配付するため3億800万円を追加しました。
   国民健康保険特別会計においては、高額療養費の増額及び前年度の事業確定に伴う県交付金の返還金として4,440万円を追加しました。
   介護保険特別会計においては、介護報酬改定等に対応するためのシステム改修費として737万円を追加しました。
   水道事業会計においては、辰口町地内の消火栓1基の移設を行うため、収益的支出に90万2千円を追加しました。
   国民健康保険能美市立病院事業会計においては、来年4月に創設する健診センターに必要な備品の購入費など収益的支出に460万円を追加しました。

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令和5年度能美市1月専決補正(第7号)

 エネルギー・食料品価格等の物価高騰による負担増を踏まえ、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した低所得者支援給付に関する経費について、1月11日付けで専決処分しました。
   一般会計においては、補正予算(第7号)として、特に家計への影響が大きい低所得世帯(住民税均等割のみ課税世帯)に対して、1世帯あたり10万円を給付するほか、低所得の子育て世帯(住民税非課税世帯または住民税均等割のみ課税世帯)に対して、児童1人あたり5万円を給付するため1億3,200万円を追加しました。

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令和5年度能美市1月専決補正(第8号)

 1月1日に発生した令和6年能登半島地震からの復旧・復興に関する経費について、1月30日付けで専決処分しました。
   一般会計においては、補正予算(第8号)として、被災された市民への支援をはじめ、被害を受けた道路、学校、保育園などの公共施設の復旧工事、災害備蓄品の購入、能登の被災地からの生活ごみの受け入れ、市内の広域避難所の運営などに必要な経費として5億1,700万円を追加しました。

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令和5年度能美市3月補正

 一般会計においては、補正予算(第9号)として、国の補正予算に伴い、辰口中学校においてトイレの洋式化及び木工室空調設備の整備をはじめ、PFI手法により建設中の学校給食センターについて、建設費の一括分を支払うほか、先進的な農業経営への転換を図る農業者に対する機械導入費の一部補助、道路舗装や橋りょう点検、消雪施設の更新経費を追加しました。また、市内に進出した企業や本社を市内に移転した企業、一定額以上の設備投資をした市内企業に対する補助金のほか、除排雪経費、年度末における各種事業、人件費の精算などの費用を含め21億1,900万円を追加しました。
   また、補正予算(第10号)として、令和6年能登半島地震からの復旧復興に関する経費について、半壊以上の損傷を受けた被災家屋等の公費による解体に係る経費や自費解体した場合の補助金をはじめ、根上総合文化会館等の公共施設の復旧工事費、被災者への支援として、生活家電の購入費用や就学に必要な学用品等の購入費用の一部を支援する費用など1億2,400万円を追加しました。
   特別会計及び企業会計においても、年度末における各種事業、人件費の精算、国庫支出金の組替えが主なものであり、国民健康保険特別会計(第2号)は1億2,920万円を追加、後期高齢者医療特別会計(第1号)は57万3千円を追加、介護保険特別会計(第4号)は311万8千円を追加、水道事業会計(第2号)の収益的支出は69万円を追加、下水道事業会計(第2号)の収益的支出は47万円を追加、資本的支出は6,924万円を減額しました。
   また、水道事業会計(第3号)として、令和6年能登半島地震に伴う応急給水活動に要した費用として、収益的支出に90万円を追加しました。

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お問い合わせ先

総務部 財政課

電話番号:0761-58-2203 ファクス:0761-58-2290