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事業承継事業

更新日:2023年4月1日

中小企業・小規模事業者は、我が国の企業数の約99%を占め、従業員数でも約70%を占める、我が国の経済・社会の基盤となっている重要な存在です。

一方、高齢化の進行により、全国の経営者の平均年齢は60歳を超えており、その状況は能美市においても同様です。よって、今度10年の間に多くの事業者が事業承継のタイミングを迎えようとしています。

後継者の育成も考慮すると、円滑な事業承継には5年~10年かかると言われており、早めの準備と計画的な取組が必要です。

こういった状況をふまえ、能美市では、市内で事業をされている経営者の方に、事業承継について考えていただくことを目的に、北陸先端科学技術大学院大学と連携し、事業承継の啓発に取り組んで来ました。

事業承継事業に関しての報告書を公開しています

 3年間の事業内容について、活動内容や分析をまとめました。

以下よりご覧いただけますので、みなさまの事業継承の一助にしていただければ幸いです。

事業承継の取り組み|ミライノミ(6MB)(PDF文書)

事業承継をされた市内企業へのインタビュー動画を公開しています

事業の一環として、事業承継を完了された市内4社にインタビューを行いました。現社長と先代社長から、事業承継までの経緯や苦労した点、良かった点等の思いをお話いただきました。

能美市の事業家ファミリーが語る等身大の事業承継を、是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

インタビュアー

早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科) 教授 東出 浩教

父は能美市、母は野々市市の出身で、幼少期の夏休みは石川県で過ごした。慶応義塾大学経済学部卒業。鹿島建設に入社し、建設JVのマネジメント・欧州での不動産投資の実務に従事。その後ロンドン大学インペリアルカレッジ修士課程修了(MBA)。2000年に同カレッジよりアントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻した日本人初のPh.D.(博士号)を授与される。起業、創造プロセス、ビジネス倫理と哲学等が現在の主たる研究対象。ベンチャー学会副会長、各種公的委員会、東京商工会議所産業人材育成委員会ダイバーシティ推進専門委員会座長を務めるなど、幅広く活動している。

モデレーター

 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 客員教授 姜 理惠 

 7年のサラリーマン生活を経て学者に転身。学生ベンチャーから老舗の事業承継まで、幅広いビジネスの現場で活動する。専門はスタートアップ、ファミリービジネス、移民起業家など。

 

 関連リンク

・  中小企業庁 財務サポート「事業承継」

・  石川県事業承継・引継ぎ支援センター

・  能美市商工会

お問い合わせ先

産業交流部 商工課

電話番号:0761-58-2254 ファクス:0761-58-2266