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好きな衣服アンケート結果

更新日:2025年4月4日

nomifuru

能美の昔の人々は、どんな服を着ていたんだろう…?

令和6年度夏季企画展「能美の昔の衣服」では、旧石器時代から昭和まで各時代の衣服について紹介し、各時代の衣服を着たキャラクターが、随所に登場していました。

 

そこで、会期中に連動アンケートを実施し、好きな時代の衣服を投票していただきました。

それでは、人気ランキング結果を発表です!

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1位は平安時代(女性)! 2024年大河ドラマでも活躍中ですね。

この衣服は、女房装束(にょうぼうしょうぞく)または十二単という、宮中で働く女性・女房の勤務服です。

能美にいたような一般の人々がどんな服装だったかは、史料がないためよく分かっていません。

昔の能美にこの衣服を着た女性はいなかったでしょうが、平安時代を代表する衣服として紹介しました。

「綺麗でお姫様な所がとってもステキ」「着てみたい」「おしゃれ」などのコメントがありました。

 

2位は奈良時代(女性)! こちらは朝服(ちょうふく)という、朝廷で働く女性・女官の勤務服です。

昔の能美にこの衣服を着た人がいたか…はわかりませんが、衣服や髪型など様々な分野で唐風化が勧められた時代でした。

「すてき」「かわいい」「とても美しくとてもきれい」などのコメントがありました。

 

3位は平安時代(男性)! この衣服は束帯(そくたい)という、朝廷や役所で働く男性の勤務服です。

大河ドラマでよくでてきますが、上着の黒色の袍(ほう)は身分の高い貴族だけが着ることを許されました(四位以上)。

能美にいた役人は、身分から考えると青色(八位)や黄色(無位)の袍を着ていた可能性が考えられます。

「かっこいい」「大河ドラマをみているから」などのコメントがありました。

 

4位からはこちらです!

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現代のわたしたちは、色や形も自分の好きな衣服を自由に着ることができます。

だけど、今よりずっと昔は、衣服を一から作る必要があったり、身分によって着ることができる色や形が決まっていたり…

そのような時代から、現代のような生活に至るまでには、さまざまな文化の影響や人々の知恵と工夫がありました。

今回の展示を通して、好きやいいなの出会いがみなさまにとって何か少しでもプラスになれば幸いです。

みなさま、投票のご参加ありがとうございました。

イベント概要

開催日:2024年7月21日 から 9月23日
能美ふるさとミュージアム
〒923-1121 能美市寺井町を1-1
電話番号:0761-58-5250
ファクス:0761-58-5251