初夏企画展 前田利長 能美出陣 ~大聖寺・浅井畷合戦~
注:展示は終了しました
更新日:2023年7月17日
会期:令和5年6月3日(土曜日)~7月17日(月曜日・祝日)
会場:能美ふるさとミュージアム 特別展示室
観覧料:無料
今年の大河ドラマで話題の徳川家康(とくがわいえやす)が江戸幕府を開いて、今年でちょうど420年になります。
その幕府誕生の3年前の1600年に、家康が天下人となるきっかけとなった関ヶ原合戦が起こりました。
その際、金沢城主の前田利長(まえだとしなが)は、家康率いる東軍に味方するため西へ向かい、途中、能美の三堂山を拠点にしています。利長は石田三成(いしだみつなり)率いる西軍側の大聖寺城(加賀市)を攻略し、一旦退却する途中で、西軍で小松城主の丹羽長重(にわながしげ)と浅井畷(小松市)で戦いました。
利長や長重など戦国大名にとって、この大合戦は苦難と決断の「どうする」の連続だったことでしょう。
本展示では、全国の諸大名を巻き込んだ関ヶ原合戦の舞台に垣間見える「能美」を、戦場図屏風や古文書などで紹介します。