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山田町(やまだまち)

登録日:2019年7月1日

昔と変わらない景色が安心を与えてくれる町

 能美市の北東に位置し、加賀産業開発道路から手取川沿いに、西へ向かって走ると見えてくる山田町。現在、77世帯229人が暮らしています。

 かつて、川北町の山田先出(やまだせんでん)とは一つの村であったと郷土史に記されており、今も川北町に親戚を持つ住民が多いことも特徴です。

 町の北側にある手取川水辺プラザは、ヘリポートをはじめ水害に備えた倉庫などが整備されています。芝生広場では手取川のダイナミックな風や音を体に感じることができ、散歩やウオーキングの人気スポットとなっています。

 昨年11月、町内の山本多津子さんが、22年にわたり民生委員児童委員として住民の安心に寄与したとして、藍綬褒章を受章されました。名誉ある章の受章に、「町としても誇らしい」と話すのは町会長の山本さん。

 町のメインイベントである7月末のバーベキュー大会では、焼き肉や焼きそばを食べながら会話を楽しみます。この日は特にたくさんの町民が集まるので、昨年はその場で防災に関するアンケートを配布。町民一人ひとりの防災意識の向上にも努めています。

 美しい田園風景に囲まれた町を天気の良い日に歩くと、南東方向には霊峰白山が望めます。日が沈んでからは、蛙や虫の音が町を包みます。「昔から変わらない景色が安心する。私は町のそういう所が好きなんです」と山本さん。

 「時代の移り変わりで、行事、自然、無くなってしまったものもあるけれど、町民にも声を掛けながら、今あるものを大切にしていきたい」と、山本さんは、町づくりに対する想いを語りました。

山田町の様子
水害記念碑は町会で大切に管理されています。記念碑周辺の桜が満開となる4月上旬には、桜を楽しむ人がたびたび見受けられます。

(広報のみ2019年4月号より)

地図情報

山田町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290