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吉光町(よしみつまち)

登録日:2019年7月1日

世代間、住民間の交流を大切に つながりの場を作り出す町

 県内に唯一残る一里塚や寺井高校があることで知られる吉光町。この地には、奈良西大寺の末寺である西光寺が建っていたという歴史や、居住していた刀工・吉光の名が町名になったという伝承があります。現在、263世帯791人が暮らしています。

 町内を歩くと、新しい家が目立ちます。「昔は30ほどだった世帯数が、約50年前の宅地造成で倍以上に増加。更に近年の造成でここまで家が増えました」と話すのは町会長の油さん。新しい家が増えたことで、子どもたちの笑い声が響くにぎやかな町になりました。一方で、中心部は昔からの集落で高齢化もしてきています。「町を存続していくためには、新旧の住民の交流をいかにしていくかが鍵です」と油さんは言います。町では住民の交流の機会が積極的に作られており、スポーツフェスティバルや夏祭りは多くの町民でにぎわいます。町内のバーベキューでは、新旧の住民が交わるようにテーブルを配置しているそうです。世代間交流だけでなく、以前から住む人たちが集う「いきいきサロン」も毎月活発に行われています。

 4月からは新たな年中行事として新一年生の祈願祭が始まる予定です。神社に新小学一年生や住民が集まり、児童の健やかな成育や通学安全などを祈願します。また、神社の隣には公園の造成を計画中です。「用水の清掃や総会にも多くの若い住民が出てくれている。若い世代が子育てを頑張っている姿を見ると応援したくなります。公園が皆のコミュニティの場になれば」と目を細める油さんを見て、吉光町の明るい未来が自然と思い描かれました。

吉光町の様子
月に1回、公民館で開催される「いきいきサロン」の様子。体操や手芸の教室が開かれたり、お茶会を楽しんだりしています。

(広報のみ2019年4月号より)

地図情報

吉光町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290