緑が丘(みどりがおか)
登録日:2019年7月1日
創立から42年 大切なバトンを引き継ぐ町
能美市のほぼ中央に位置する緑が丘。昭和46年に名鉄ハイタウンとして造成され、集まった226通の公募の中から名前が決まりました。現在、1,388世帯3,581人が暮らしています。造成されるもっと昔から、緑が丘には天狗が住んでいたという言い伝えがあります。町内には「天狗の松」が植樹されており、毎年9月には「天狗まつり」が催されます。
町は、閑静な住宅街ながらも、保育園、児童館、総合病院等があり、加賀産業開発道路へのアクセスも良好です。その立地の良さから、今も転入者が増加しています。
「皆が転入者。そこに早いも遅いもない。だから溶け込みやすい。大きい町だけど、まとまりがある」と話すのは町会長の池田さん。
平成28年には、待望の神社が完成。初詣に訪れる町民も多く、今年初めて行われた節分祭もたくさんの町民が参加しました。神社周辺のきれいに整備された遊歩道を歩くと、ウオーキングを楽しむ町民としばしばすれ違います。
また、昨年から新たに文化祭が始まりました。高齢者の生きがいの創出や、老人会入会のきっかけを作り、見守りを強化することも目的の一つです。
新しい変化が次々生まれる背景には、町会役員の熱心な活動があります。
「新しく町ができて、何も無かったところに、歴代の役員が一生懸命取り組む姿を見せてきてくれた。それがずっと引き継がれているから、役員の士気が高い」と池田さんは話します。
町の築き上げてきた大切なバトンは、これからも渡されて行くのだろうと感じました。
緑が丘音楽鑑賞会は、アーティストの生演奏を鑑賞しながら飲食を楽しむ先進的なイベント。町民に好評で、今月には第9回開催を予定しています。
(広報のみ2019年3月号より)
地図情報
緑が丘の位置
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