三ツ屋町(みつやまち)
登録日:2019年7月1日
町民の力を生かして 先進的な事業に取り組む町
手取川の扇状地に位置し、明治時代に辰口中央小学校の前身となる山口尋常高等小学校の開校や、旧山口村役場が置かれるなど地域に大きな役割を果たしてきた三ツ屋町。根上・寺井地区から鶴来町に延びる県道と、辰口大橋から加賀産業開発道路に延びる県道が交わる交通の要衝として発展してきました。県道沿いにはお店や診療所、アパートが建ち並び、現在265世帯540人が暮らしています。
「医食住が揃う便利な町になれたのは、先人の方々が知恵と努力を積み重ねてきたおかげだ」と町会長の北村さんは話します。町には農地整備や農業機械の共同利用、コミュニティ広場整備など先駆的な事業をいち早く実施してきた歴史的経緯があります。昨年1月には除雪隊を結成し、まちなかの路地を除雪する体制を作りました。結成後すぐ大雪に見舞われましたが、除雪隊の活躍で迅速に対応することできました。
また、行政機関と連携して暮らしに役立つ知識を学べる「町民講座」を開催しています。昨年7月に国土交通省の協力のもと、手取川の氾濫をテーマに開催し、その約2か月後に避難訓練を実施することで、町民の防災意識も向上させています。
他に、町会行事の参加回数に応じてポイントを付与する制度も実施しています。ポイント数上位者には商品券を配布することで、町民の参加を促しています。
将来を見据え、先駆的な事業を実施する三ツ屋町。創意工夫してまちづくりを行うこの町は、町民同士の支えと協力が原動力となって成り立っていると感じました。
三ツ屋町では町民参加の行事が盛んに行われています。毎年、文化の日に行われる餅つき大会には、多くの老若男女が参加しています。
(広報のみ2019年2月号より)
地図情報
三ツ屋町の位置
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電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290