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福島町(ふくしままち)

登録日:2019年7月1日

笑って楽しくみんなで絆づくり 名士を輩出した歴史ある町

 JR北陸線に沿って南北に長く集落が形成された福島町。平成8年から11年にかけて集落の東側に福島しらさぎの里が造成されたことで、人口が増加し、現在761世帯2,071人が暮らしています。

 この町の南部に位置する日吉神社には、市の天然記念物であるエノキがあり、樹高18m、周囲約4.4m と巨大で立派な形をしていることから、石川県の名木にも選ばれています。また、この神社の大鳥居は、福島町出身である帝国ホテル元社長 犬丸徹三氏が寄贈したものとして知られています。

 取材のために公民館に訪れると、大勢の町民が集まって、和気あいあいと雑談していました。月に一度の「おきらくカフェ」が開催されていました。「広い町だからこそ、住民のつながりが大事なんや」と町内会長の大石さんは話します。町では町民の親睦を深めるために、神輿が町内を練り歩く秋祭りのほか、2年に一度公民館で、町民が創作した工芸品や絵画などを展示する文化祭も開催されています。

 福島しらさぎの里ができた当時は、新しい住民が増え、すぐに馴染めるか心配だったそうですが、集落と新興住宅地の子どもたちが同じ保育園や小学校に通うことで、保護者同士のつながりが生まれ、一つの町としてまとまることができたそうです。取材中、おきらくカフェから頻繁に町民同士の笑い声が聞こえ、大石さんの目指す「住民がつながり、助け合う町」が形付けられていると感じました。

福島町の様子
月に一度開催される「おきらくカフェ」。福島町の住民はどなたでも気軽に参加可能で、美味しいコーヒーを飲みながら住民同士で交流できます。

(広報のみ2018年11月号より)

地図情報

福島町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290