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寺井町(てらいまち)

登録日:2019年7月1日

今も昔も人が集まる教育・福祉・産業文化の拠点

 能美市の居住域の中心に位置し、新旧の国道沿いに町並みが広がる寺井町。北国街道の宿場町として古くから栄えてきた歴史があり、小中学校をはじめ、消防や警察などの公共施設、医療機関、金融機関など教育・福祉・産業文化の拠点が全て揃っています。

 「町の一番の特徴は、人口が市内で最も多いことです」と話すのは町会長の米脇さん。平成12年に3,510人だった人口は、現在1,622世帯、4,262人になっています。年間25から30軒ほど戸数が増えており、町会レベルでは県内でもトップクラスの規模だといいます。人が多いことから、運動会も一日がかりで開催され大変な盛り上がりを見せます。

 充実した交通アクセスも魅力の1つです。直近では寺井図書館前の能美東西連絡道路市道高堂寺井線が開通し、交通がより円滑になることが期待されます。通学路周辺は時速30キロの速度規制を実施する「ゾーン30」に指定されているため、安心して暮らすことができます。さらに来年、街灯のLED化が町全域で完了する予定です。

 「暮らしていて感じるのは意見や提案を率直に言い合える自由な町だということ」と米脇さん。宿場町として各地の人々と交流してきた歴史があるからこそ、多様な価値観を受け入れる素地があるのかもしれません。町会の事務所には話し合う役員の姿が見えました。大きな町だからこそ運営には計画性が必要です。町のために心血を注ぐ方々の努力があるからこそ、人が惹きつけられる町であり続けているのだなと思いました。

寺井町の様子
夏祭りでのじゃんけん大会の様子。今年で32回目の開催で、近隣の町からも参加があるくらいにぎやかな祭りです。

(広報のみ2018年9月号より)

地図情報

寺井町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290