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中町(なかまち)

登録日:2019年7月1日

立地の良さから人口増加中 公共施設が立ち並ぶ快適な町

 中町の北西には美しい海岸が、そしてそのそばには北陸自動車道と市道木曽街道線が通っています。かつてこの海岸では製塩業が営まれており、製塩に釜が使われていたことから、中町は長く「中釜屋」と呼ばれていました。

 「海岸では地引網も盛んだったみたいです」と語るのは町内会長の横山さん。中町会館の隣に建立されている釜屋龍王権現社(かまやりゅうおうごんげんしゃ)には、釜屋地区の海の守り神である龍神様が祭られており、この土地の住民が長い間、海の恵みを受けて生きてきたことが分かります。

 現在、中町には412 世帯1,021人が暮らしています。

 毎年8月下旬には中町会館で「中町納涼のつどい」が行われ、余興で演奏、太鼓、踊りなどが披露されます。屋外にはゲームや焼きそば、焼き肉の屋台が並び、たくさんの町民が催しを楽しみます。

 浜小学校、根上中央児童館に根上窓口センターと、公共施設が立ち並ぶまちでもある同町。能美根上駅へのアクセスも良好です。この立地の良さに後押しされ、子育て世代を中心に人口が増えています。しかし、それゆえの悩みも出てきます。

 「最近は昔ほどご近所づきあいが無くなって、隣の人の家族構成を知らないケースがあります。新しい方は、災害が起きた時のためにも、ぜひ町内行事に参加して、お顔を見せてほしいです」と、横山さんは力強く語りました。

 町内会長として、町民が安心して暮らせる町を願う横山さん。町内会広報誌「中町だより」の記事を通して、町の良さを語る姿に、心豊かな町民の暮らしが垣間見えました。

中町の様子
建立後、竜王権現社には子供獅子が奉納されました。秋祭では町内をねり歩く子供達のかわいいはっぴ姿が見られます。

(広報のみ2018年3月号より)

地図情報

中町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290