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小杉町(こすぎまち)

登録日:2019年7月1日

郷土の誇り高き人と建物 魅力がコンパクトにつまった町

 小杉町は、能美市の東西を結ぶ県道54号線と国道8号が交わる場所にあります。現在、159世帯468人が暮らす小杉町。この町は住みやすい町だと話すのは町会長の井川さん。「小杉町付近を走る国道8号の4車線化の工事が進んでおり、もともと遠方へのアクセスが良かったのがさらに良くなります」

 小杉町の偉人といえば、昭和初頭に活躍した町出身の力士の小松山関です。市出身者で数少ない幕内力士です。地元有志が生誕100年を記念し、4年前に小松山関の半生を冊子にまとめました。

 建物についても自慢があります。公民館には100人近くの人が入る広々とした部屋が2つあります。お楽しみ昼食会など地域の催しものを行っています。毎年11月には『ワイワイまつり』が行われ、模擬店や習字・絵画の展示、オカリナの演奏、新舞踊の発表などを行い、地域の親睦を深めています。

 また市内で最古の建造物「白幡神社」は、屋根裏垂木の組み方に特徴があり、加賀藩御用大工によって作られたと伝えられています。

 今年、長野保育園と長野放課後児童クラブが誕生し、その新設を記念して、今年初の開催となる、小長野・大長野・牛島・小杉の4町会合同の運動会が行われました。「町会を超えて地域の結びつきが強くなったと思います」と語る井川さんの瞳には、魅力がたくさんつまった町の未来が輝いて見えるに違いありません。

小杉町の様子
前田利常が建立した愛宕神社の一部を移築した白幡神社は、平成19年、128年ぶりに拝殿の瓦葺き替えが行われ、社務所も新調しました。

(広報のみ2017年12月号より)

地図情報

小杉町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290