能美ふるさとミュージアム友の会(のみふる友の会)
のみふる友の会とは
能美ふるさとミュージアム(のみふる)を拠点として、ふるさとの歴史・民俗・自然などを楽しみながら学び、会員同士の交流を深めていく会です。
会員の特典
1.能美ふるさとミュージアムのテーマ展示室観覧が、会員証の提示で無料
注:特別展・企画展は、別途料金がかかる場合があります。
2.のみふる友の会が実施する活動への参加
研修会(年3回程度)、自然観察会・文化財めぐり(学芸員同行の予定)など
3.各種展示会や催しなどのご案内の送付
友の会、能美ふるさとミュージアム、能美市九谷焼美術館などの諸行事案内
令和6年度 のみふる(能美ふるさとミュージアム)友の会 会員募集チラシ(1MB)(PDF文書)
会員となるには
能美ふるさとミュージアムの受付で入会申込書を記入し、年会費(個人会員1,500円、家族会員1,000円)を添えて、お申し込みください。
入会申込書は、こちらから→令和6年度 能美ふるさとミュージアム友の会 入会申込書(12KB)(Word文書)
注:10月以降ご入会の場合には、年会費は1,000円となります。
会員証は、入会申込書、年会費納入が確認でき次第、郵送します。
お手元に到着後からご利用いただけます。
その他
蟹淵 秋常山古墳群
能美ふるさとミュージアムの資料収集や教育普及活動、自然観察などにボランティアとして参加していただくこともできます。
ご案内の後、参加を希望される方は、事務局までご連絡ください。
【これまでの主なボランティア活動】
・特別展の監視員や古墳まつりのスタッフなどの支援ボランティア
・市指定文化財「蟹淵(がんぶち)」にて、モリアオガエルの卵塊などの観察ボランティア
注:蟹淵は、令和4年8月の大雨の影響で通行止めとなっており、観察活動は休止しています。
・県指定希少野生動植物種「トミヨ」の生息地(熊田川)などの清掃や草刈りボランティア
・市内史跡の状況確認などの巡視報告ボランティア
活動報告
令和6(2024)年度
第1回研修会(美川・野々市をめぐる) 2024.6.14
春季研修では、石川ルーツ交流館(旧美川町)と野々市市ふるさと歴史館に行ってきました。
石川ルーツ交流館では、白山ジオパークの壮大な自然や北前船に育まれた豊かな文化、「石川県」発祥の歴史など、能美との繋がりや違いを知ることができました。
野々市ふるさと歴史館では、御経塚遺跡をはじめとする多くの重要文化財が展示されており、その出土量の多さに驚かされました。
また、とても暑い日でしたが、復元住居の中はひんやり涼しく、縄文時代の暮らしの工夫を体感できました。
のみふる友の会総会 2024.4.25
令和6年度のみふる友の会総会を開催しました。
総会講演会では、望月精司さん(小松市埋蔵文化財センター職員)をお招きし、「加賀国の誕生と加賀国府~国府は何故、能美に置かれたのか~」の題でご講演いただきました。
昨年2023年は、西暦823年に加賀国が誕生してから、ちょうど1200年を迎えるというタイミングにありました。
のみふるでも度々展示等で紹介してきましたが、今回は小松市・能美市の発掘成果や文献等をもとに詳しくご説明いただき、加賀国府の存在をよりリアルに感じられる機会となりました。
令和5(2023)年度
第3回研修会「辰口の文化財めぐり(3)」 2024.3.7
今年度最後の研修会として、能美市内の指定文化財などの見学会を開催しました。
一昨年から引き続いて第5弾の今回は、辰口地区の鍋谷八幡神社・遣水観音山(やりみずかんのんやま)などを見学しました。
元々は昨年9月の開催予定でしたが、大雨で延期になっており、半年越しで快晴のリベンジ研修ができました。
古文書解読教室 2024.1.18
昨年度初めて企画した古文書解読教室を、今年度も開催しました。
昨年の大河ドラマで注目された関ヶ原合戦の頃の史料や、江戸時代の史料を見ながら、当時の能美の姿を読み解いていきました。
3回連続講座で開催し、最終回には情報交換会も開きました。
県内施設見学研修会 2023.11.2
今年は、能美郡が誕生して1200年の記念の年。ということで、県内研修は、同じく能美郡に属していた小松市へ。
小松市埋蔵文化財センター・河田山古墳群・小松市立加賀国府ものがたり館を見学したり、苔の里で苔に癒されたり。
時期に似合わず、汗ばむような秋晴れでしたが、今回も充実の研修でした。
第2回研修会「企画展展示解説」 2023.6.16
第2回の研修会は、能美ふるさとミュージアムで現在開幕中の初夏企画展「前田利長 能美出陣」を見学しました。
関ヶ原合戦と同時期に起こった「大聖寺・浅井畷合戦」に能美が関係していたという話などを聞きました。
教科書で習った「関ヶ原の戦い」。遠い存在・出来事だったのが、少し身近に感じられたのではないでしょうか。
「どうする」に直面し続けた武将たちの生き様を知ることで、毎週の大河ドラマを見るのが楽しみになってきそうです。
第1回研修会「辰口の文化財めぐり(2)」 2023.5.25
今年度最初の研修として、能美市内の指定文化財の見学会を開催しました。
昨年度から引き続いての第4弾の今回は、辰口地区の瀧浪社(たきなみしゃ)・七ツ滝(ななつだき)・宮竹日吉神社・岩根宮(いわねぐう)・坪野八幡神社を巡りました。
辰口地域の文化財行政に関わった経験を持つ瀧上秀明さん(のみふる元職員)だからこそ知る、指定文化財の解説に、参加者も「目からウロコ」な様子でした。
令和5年度総会 2023.4.26
令和5年度総会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の影響もあり、4年ぶりに会場での開催となりました。
総会講演会は、中矢進一さん(能美市九谷焼美術館長)をお招きし、「九谷庄三の生涯と業績」と題して、ご講演いただきました。粟生屋源右衛門(あおやげんえもん)や宮本屋宇右衛門(みやもとやうえもん)に、赤絵細描(あかえさいびょう)などの技を学び、参考としながらも独自のアレンジを加え「庄三流(しょうざりゅう)」を確立した九谷庄三(くたにしょうざ)に、会員も思いを馳せました。
令和4(2022)年度
冬季研修会「辰口の文化財めぐり(1)」 2023.3.16
今年最初の研修として、能美市内の指定文化財の見学会を開催しました。
昨年から引き続いての第3弾の今回は、辰口地区の高座(こうざ)八幡神社・荒屋古墳群・下開発茶臼山(しもかいはつちゃうすやま)古墳群・虚空蔵山(こくぞうやま)城跡・集福寺・山上組十村(やまがみぐみとむら)屋敷跡を巡りました。
参加者からは、「近くに住んでいるが、初めて知ることばかり」、「家族や友達を連れてきて、また行ってみたい」といったご感想をいただきました。
古文書解読教室 2022.12.1
「村御印(むらごいん)」など、能美市に関連の古文書を解読する講座を初めて開催しました。
3回連続講座の第1回目は、能美郡の各村の収穫高などが記された資料を読んでみました。
県内施設見学研修会 2022.11.2
金沢市内の博物館などを巡る研修を開催しました。
国立工芸館・いしかわ赤レンガミュージアム(石川県立歴史博物館)・石川県立図書館・石川県埋蔵文化財センターを見学しました。
秋季研修会「寺井の文化財めぐり」 2022.9.30
能美市内の指定文化財を見学する研修会を開催しました。
第2弾の今回は、寺井地区の狭野(さの)神社・宮の嶋旧蹟・小杉白幡(こすぎしらはた)神社・奥野八幡神社・牧野孫七の墓・吉光(よしみつ)の一里塚・粟生少彦名(あおすくなひこな)神社・竹藪用水を巡りました。
夏季研修会 2022.7.28
能美ふるさとミュージアムの展示室見学会を開催しました。
学芸員の解説を聞き、知っているようで知らなかった市内の歴史・自然について理解を深めました。
また、開催中の夏季企画展「能美の昔ごはん~太郎くんの自由研究~」も見学し、給食の変遷コーナーでは思い出話に花が咲いていました。
モリアオガエル卵塊調査 2022.7.8
市指定天然記念物「蟹淵(がんぶち)」で、モリアオガエルの卵塊(らんかい)調査を行いました。
昭和62年に始まった、この調査も今年で35年目を迎えました。
年々、卵塊数は増加傾向にあり、蟹淵の自然の豊かさを示しています。この日は、885個を記録しました。
春季研修会「根上の指定文化財めぐり」 2022.6.2
能美市内の指定文化財を見学する研修会を開催しました。
第1弾の今回は、根上地区の浜開発八幡神社・根上松・ハマナス群落・福島日吉神社・西大御(にしおおみ)神社・西二口春日神社を巡りました。
自然観察会 2022.5.28
荒屋古墳公園に咲くササユリの見学会を開催し、三枝会(さいくさのかい)の皆さんに、ご案内いただきました。
県準絶滅危惧種に指定されているササユリが、白く可愛らしい花を咲かせていました。
令和3(2021)年度
冬季研修会 2022.2.25
能美ふるさとミュージアムで開催中の新春特別展「中世能美」を見学しました。
展示資料の解説を聞きながら、鎌倉時代から戦国時代にかけての能美の歴史に思いを馳せました。
秋季研修会 2021.11.18
国指定史跡の能美古墳群に含まれる秋常山古墳群・西山古墳群の見学会を開催しました。
夏季研修会「辰口の自然探検」 2021.7.17
山内千之さん(当会副会長。旧市立博物館元学芸員)のご案内で、辰口の自然にふれる見学会を開催しました。
手取川水辺プラザ・灯台笹(とだしの)湿地・七ツ滝(ななつだき)を巡りました。
モリアオガエル卵塊調査 2021.6.25
市指定天然記念物「蟹淵(がんぶち)」で、モリアオガエルの卵塊(らんかい)調査を行いました。
モリアオガエルの卵塊だけでなく、水面近くを乱舞するルリイトトンボ、可憐に咲くヒツジグサなど、様々な動植物に出会いました。