財務書類の公表について
更新日:2024年3月31日
能美市では、市の財政状況を市民の皆様により詳しく知っていただくため、これまで総務省が示した地方公会計制度(総務省方式改訂モデル)に基づき財務書類を公表してきました。
しかし、平成28年度決算分からは「統一的な基準による地方公会計の整備促進について」(平成27年1月23日総務大臣通知)に従い、固定資産台帳の整備と予算執行データの複式仕訳を基礎とした「統一的な基準による財務諸類」の作成に変更いたしました。
地方公共団体における予算・決算に係る会計制度(官庁会計)は、予算の適正・確実な執行を図るという観点から、単式簿記による現金主義会計を採用しています。その年にどのような収入があり、それをどのように使ったかといった現金の動きがわかりやすい反面、市が整備してきた資産や借入金などの負債にかかるストック情報(資産・負債)、行政サービス提供のために発生したコスト情報(減価償却費等)の不足といった弱点がありました。そこで企業会計的な手法を取り入れ、従来の弱点を補う形で財務状況を表したものが統一的な基準による財務書類(財務4表)である1.貸借対照表(BS)、2.行政コスト計算書(PL)、3.純資産変動計算書(NWM)、4.資金収支計算書(CF)です。
また、本市では一般会計で行っている事業以外にも、各種保険事業、市立病院事業や水道・下水道事業等市民の皆様に密接な関わりを持つ事業を行っています。他にも一部事務組合や公益法人等の関係団体と連携して事業を行っています。
このように市の財政は一般会計のみで成り立っているわけではないため、一般会計等財務書類4表のほかに、公営企業会計やその他特別会計までを対象とした全体財務書類4表、さらに一部事務組合や市が一定割合以上を出資している関係法人等まですべてを対象とした連結財務書類3表を作成しました。
これにより、今まで以上に透明性の高い財務情報を市民の皆様に公表することができます。
令和4年度能美市の財務書類
財務書類(財務4表)
過去の財務書類
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総務部 財政課
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