粟生の獅子舞
登録日:2019年4月1日
粟生の獅子舞は、明治初頭に粟生町の若者が野々市町の若者から棒振りを伝習したことに始まるという。
獅子殺しを主体としたいわゆる「加賀獅子」の系譜をひく。最後にヨイヤと叫んで獅子を討つ青年が演舞する大獅子で、一人棒、二人棒、三人棒の採りものを用い、ハヤシは太鼓のみである。近隣地区の獅子舞は粟生の獅子舞の影響を受けているものも少なくない。
現在、獅子舞は青年団を中心とする伝統芸能粟生獅子舞保存会で管理運営され、保存継承されている。