巌谷小波の扁額
登録日:2019年4月1日
昭和6年(1931年)、巌谷小波(いわやさざなみ)(1870年生~1933年没)が湯谷(ゆのたに)小学校へ講演のため来校した際、同校の校訓を書き残した。
巌谷は、明治期の児童文学の創始者である。
本名は秀雄。東京出身。硯友社(けんゆうしゃ)で、少年少女の哀話を題材とした創作童話を開拓し、後に児童雑誌の編集、伝承説話の整理、海外童話の紹介など努めるほか、児童演劇を興し、各地を巡歴して、口演童話を行うなど広く児童文学の開発に普及に尽くした。