このページの本文へ移動する

小杉白幡神社拝殿

こすぎしらはたじんじゃはいでん

更新日:2024年11月27日

sirahatazinzya

 もとは白山神社といったが、明治40年(1907年)に同字にあった八幡神社を合祀してから、白幡神社と称している。祭神として、伊邪那伎命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、菊里姫命(くくりひめのみこと)、八幡神の応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、比咩大神(ひめのおおかみ)の6神を合祀している。

 本殿は前口・奥行とも約1.8m、拝殿は約4.5m四方。現在の拝殿は、明治12年(1879年)に小松の愛宕(あたご)神社拝殿を買い受け、移築したものである。

 愛宕神社は、愛宕山永福院といい、小松の守護神社として(能舞台との説も)、承応2年(1653年)に加賀前田家3代前田利常(まえだとしつね。1594年生~1658年没)が建立したもので、拝殿・護摩堂・庫裡(くり)があった。

 屋根裏垂木の組み方に特徴があり、加賀藩御用大工の山上善右衛門(やまがみぜんえもん。1598年生~1680年没)の作とみられている。市内最古の建造物である。

能美ふるさとミュージアム
〒923-1121 能美市寺井町を1-1
電話番号:0761-58-5250
ファクス:0761-58-5251