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小杉白幡神社拝殿

登録日:2020年3月11日

寺井山遺跡

 もとは白山神社といったが、明治40年(1907年)4月9日に同字にあった八幡神社を合祀してから、白幡神社と称している。祭神として、伊邪那伎命、伊邪那美命、菊里姫命、八幡神の応神天皇、神功皇后、比咩大神の6神を合祀している。

 本殿は前口・奥行とも6尺(約1.8m)、拝殿は15尺(約4.5m)四方。現在の拝殿は、明治12年(1879年)に小松の愛宕神社拝殿を買い受け、移築したものである。

 愛宕神社は、愛宕山永福院といい、小松の守護神社として(能舞台との説も)、承応2年(1653年)に前田利常が建立したもので、拝殿・護摩堂・庫裡があった。

 屋根裏垂木の組み方に特徴があり、加賀藩御用大工の山上善右衛門の作とみられている。能美市最古の建造物である。

能美ふるさとミュージアム
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