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奥野八幡神社七重塔

登録日:2020年3月11日

奥野八幡神社七重塔

 文禄・慶長の役の際に「前田家家臣が持ち帰った」または「加藤清正が持参し、前田家に贈呈した」ものという言い伝えがあるが、石材には南加賀産の特色が確認されている。

 当初は2基対をなしており、前田利常が小松城に移設させ、この塔の一部(二重分)は、小松城下に埋没しているという説もある。うち1基は、兼六園瓢池にある海石塔とも言われている。

 廃藩置県の結果、明治5年(1872年)に寺井村の綿谷平蔵が買収し、村民挙げて運搬し、奥野八幡神社に奉納した。

能美ふるさとミュージアム
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