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寺井小学校開校の告辞

てらいしょうがっこうかいこうのこくじ

更新日:2025年6月2日

teraisyoukokuzi  

 明治5年(1873年)8月に学制が発布され、日本の近代学校教育の制度が確立した。

 寺井村では明治6年(1874年)8月、即得寺を仮用して私立寺井小学校を創設し、同年9月23日に公立寺井小学校となった。

 当時、通学の児童は、寺井の他、小長野・大長野・末信・牛島・東任田(ひがしとうだ)・西任田(にしとうだ)・三道山(さんどうやま)・吉光・五間堂(ごけんどう)だけでなく、現在の小松市域の高堂(たかんどう)・高堂新・野田・荒屋の各村からの通学に及んだ。

 修学児童の増加につれて、寺院では不便が多く、官倉1棟を県から払い下げられた。更に地元からの寄付により大規模改修を行い、明治9年(1877年)12月11日に竣工し、学校名は漢語表記で「益明小学校」となった。

能美ふるさとミュージアム
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