大江家文書
おおえけもんじょ
更新日:2024年12月13日
大江家は代々、清右衛門・次郎兵衛を交互に名乗る徳山(とくさん)村の草分け的な百姓で、村の肝煎役を歴任していた。
史料の現存が少ない辰口地域においては貴重であり、更には、江戸時代初期の元和・寛永期のものもあり、徳山村の変遷がうかがえる。
最も古い史料は、元和9年(1623年)の徳山村の山銀子と紺屋役の請取状である。また、村の銀山を開くにあたっての御縮方請書などもあり、当時の山上郷地域の生活を知る上で、重要な文書群である。