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下ノ江森家文書

しものごうもりけもんじょ

更新日:2025年3月14日

 森家文書は約2千点に及び、最古は享保6年(1721年)の史料である。森家は代々、下ノ江村の肝煎役を務めた家柄で、江戸時代から昭和までの古文書が残されている。

 近世の史料には、村全体を移転させたことを伝える古文書も含まれており、これは当時の砂防・水防といった村での生活を伝える一級の史料といえる。

 また、近代の史料には、根上村政を支えた森家が残した行政文書の写しがある。現在、正本が伝わっていないものが多く、当時の行政を知る上で欠かせない史料である。更に、土地制度・宗教・産業に関わる史料も豊富に残されており、1村の歴史のみならず、当市全体に関わる歴史を連綿と伝える文書群として、極めて貴重である。

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