切高証文
登録日:2019年4月1日
切高とは、自分の土地などの持高の一部を他人に売却することであり、寛永20年(1643年)に江戸幕府が田畑永代売渡禁止令を発令していたが、加賀藩では元禄6年(1693年)に緩和されている。土地を売らなければならなくなった村人が多くいたことがうかがわれる。
本史料は、寛政10年(1798年)から嘉永3年(1850年)にかけての証文12点が軸装されており、大半の切高証文の中に一部、屋敷売渡証文や銀子借用証文が含まれている。
切高とは、自分の土地などの持高の一部を他人に売却することであり、寛永20年(1643年)に江戸幕府が田畑永代売渡禁止令を発令していたが、加賀藩では元禄6年(1693年)に緩和されている。土地を売らなければならなくなった村人が多くいたことがうかがわれる。
本史料は、寛政10年(1798年)から嘉永3年(1850年)にかけての証文12点が軸装されており、大半の切高証文の中に一部、屋敷売渡証文や銀子借用証文が含まれている。