柿経
登録日:2019年4月1日
明治40年12月2日に寺井町湯谷地内で発見されたもので、考古資料としては、県内3例目である。遺存状態は極めて良好である。書写された教文は「妙法蓮華教方便品第二」で、室町時代後半の写経と推定される。中世文献資料の乏しいこの地域では、極めて貴重な資料であり、また中世におけるこの地域の宗教史を探るうえでも貴重な資料と言える.
明治40年12月2日に寺井町湯谷地内で発見されたもので、考古資料としては、県内3例目である。遺存状態は極めて良好である。書写された教文は「妙法蓮華教方便品第二」で、室町時代後半の写経と推定される。中世文献資料の乏しいこの地域では、極めて貴重な資料であり、また中世におけるこの地域の宗教史を探るうえでも貴重な資料と言える.