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受動喫煙の防止について

~子どもたちをたばこの煙から守るために~

更新日:2021年5月1日

たばこの健康への影響 

たばこの煙の中には、タール、ニコチン、一酸化炭素などの4000種類以上の化学物資が含まれており、このうち200種類以上が発がん物質とされています。喫煙は、肺がんをはじめとする、がん、慢性気管支炎などの呼吸器疾患、脳血管疾患などの病気に深く関係しています。

受動喫煙について

受動喫煙とは
たばこを吸わない人が、たばこの煙を吸い込むことを「受動喫煙」といいます。受動喫煙には、副流煙と呼出煙があります。 短い時間の受動喫煙でも、急性の虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や呼吸器疾患、妊娠中の胎児や出産後の乳児の突然死症候群など多くの病気のリスクが高まります。

健康増進法 第25条
2018年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立しました。このことにより、望まない受動喫煙を防止するため、多くの人が利用する全ての施設において、原則屋内禁煙となります。

基本的な考え方(改正の趣旨)

◆その1 「望まない受動喫煙」をなくす

多くの人が利用する施設や鉄道、飲食店などの屋内は、原則禁煙になります。ただし、喫煙室が設けられている場合には、その中でのみ喫煙ができます。一方で、学校・児童福祉施設、病院、行政機関、バス・航空機などは屋内だけでなく敷地内も原則禁煙となります。これらの施設では、屋外で受動喫煙を防止する設備を整えた場所に限り、喫煙所を設置することができます。

◆その2 受動喫煙による健康への被害が大きい子ども、患者に配慮する

20歳未満の人は、喫煙エリアへの立ち入りが一切禁止になります。たとえ、飲食店などの従業員で、業務目的だとしても喫煙エリアへ立ち入ることができません。

◆その3 施設の種類や場所に合わせた施策の実施

屋内は原則禁煙です。所定の条件をみたせば喫煙室を設置することが可能ですが、その場合は、出入口などに標識を掲げることが義務化されます。

能美市受動喫煙防止ガイドライン策定しました!

令和元年に受動喫煙対策検討委員会を開催し、能美市の受動喫煙対策の方針をとりまとめました。令和2年度には、受動喫煙防止に関する市民(親)の意識・要望を把握するため、市民アンケート調査を実施しました。これらをもとに、能美市では子どもの健康(命)を守るための実効性の高い受動喫煙対策を展開するため、令和3年3月に能美市受動喫煙防止ガイドラインを策定しました。

能美市受動喫煙防止ガイドラインにおける基本的な方針 

本市における、子どもの利用が想定される施設の受動喫煙防止対策の方針を次のとおりとします。

  • 主に子どもが利用する施設は、「敷地内完全禁煙」とします。
  • 子どもを含む多世代が利用する施設は、屋内に喫煙所を設けない「屋内完全禁煙」とします。

  :敷地内に喫煙所を設ける場合は、施設の出入り口を避け、煙の流出を防止する措置が必要です。

 ➢詳しくはこちら能美市受動喫煙防止ガイドライン(562KB)(PDF文書)

 ➢市民アンケート調査結果はこちら受動喫煙に関する市民アンケート調査結果(339KB)(PDF文書)

敷地内禁煙ステッカーを作成しました! 

  市では、敷地内禁煙を周知するために、「敷地内禁煙」ステッカーを(A3・A4サイズ、UVラミネートフィルム加工のもの)作成しました。
ご希望の施設、お店、事業所等には配布いたします。ぜひご活用ください。

敷地内禁煙ポスター(PDF/129KB)
(屋内と駐車上等の敷地全体での喫煙禁止)

敷地内禁煙ポスター 

関連情報

 

お問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課

電話番号:0761-58-2235 ファクス:0761-58-6897