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はじめよう!減塩生活

登録日:2019年4月1日

毎月17日は減塩の日!

日本高血圧学会は、これまで5月17 日を「高血圧の日」と制定していましたが、新たに毎月17 日を「減塩の日」とすることを決定しました。

なぜ減塩が必要?

高血圧の原因となる最も重要なものの一つに食塩過剰摂取があります。私たちの食塩摂取量は石器時代の1日2g 以下から10g 以上へと増えてしまいました。そのため高血圧が増え、それに伴う脳卒中や心血管病(狭心症、心筋梗塞)、腎臓病などが増加しています。また、食塩の過剰摂取は、直接心血管病の原因になることもあるといわれており、高血圧ではない健康な人たちにとっても減塩は大切なことなのです。

減塩することによって・・・

心臓の絵
 心臓



血管の絵
血管
腎臓の絵
腎臓

胃の絵
体内や血管内の水分量が減り心臓に負担がかかりにくくなります。 血管の負担を減らし弾力のある血管を保つことができます。 塩分を尿から排泄する機能をもつ腎臓に負担がかかりにくくなります。 発がんリスクを減らすことができます。

1日の食塩摂取量の目安は?

高血圧の方 1日6g未満
(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019)

 一般成人
 男性 1日7.5g未満
 女性 1日6.5g未満
(日本人の食事摂取基準2020)

 

日本高血圧学会が設定する1日6g 未満という値は、たくさんの高血圧患者さんで減塩の試験をして確実に下がった値を参考にして決めたものです。日本人の平均食塩摂取量は1日10.1g(平成30年国民健康・栄養調査)です。健康な人(一般成人)の目標量は、1日6g 未満とすることが現状では難しいことから、1日男性7.5g 未満・女性6.5g 未満となりました。

知っていますか?減塩食品

「薄味が苦手」「ラーメンはどうしてもやめられない」など、減塩が難しい場合もありますよね。そんな時は、減塩食品を利用してみてはいかがでしょうか。風味は生かしたまま、塩分の量を20%から50%近く減らすことができます。ぜひ、活用して減塩にチャレンジしてみましょう!
注 腎臓が悪い方は利用について主治医の先生にご相談ください

減塩食品に変えると・・

カップラーメン(塩味) 1個 5.3g → 2.8g (-2.5g)
ロースハム 2枚 0.5g → 0.3g (-0.2g)
柿の種 小包装1袋(約30g) 0.41g → 0.28g (-0.13g) 
しょうゆ 大さじ 1 2.4g → 1.2g (-1.2g)
しお 小さじ 1/2  3.0g  → 1.4g (-1.6g)

減塩食品リストはこちらから印刷できます。⇒ 減塩食品リスト(1MB)(PDF文書)
健康推進課でも配布しています。また、減塩についての相談をご希望の方は健康推進課までご連絡ください。
食生活改善推進員(食に関するボランティアの方)が、地域での活動の際に、ご家庭の味噌汁の塩分濃度チェックも実施しています。町(内)会の行事等の際にご希望の方は健康推進課までご連絡ください。

毎月17日は減塩の日 良塩(よしお)くん
©2017 日本高血圧学会 

お問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課

電話番号:0761-58-2235 ファクス:0761-58-6897