新型コロナウイルスの感染対策に潜む火災危険について
登録日:2020年6月30日
新型コロナウイルスの感染防止のため、うがいや手洗い、そして消毒液による手指消毒がかなり浸透してきたと思います。そこで今回は消毒用アルコールによる火災の危険性についてご紹介したいと思います。
~アルコールによる火災危険~
消毒用アルコールはアルコール濃度が非常に高く、常温で可燃性の蒸気が多く発生するので、火気に近づけると引火する危険があります。
このため、調理時におけるコンロの使用や喫煙時にライターを使用する際、また、特に今の季節はバーベキューを楽しむ方も増えると見込まれることから十分に気を付ける必要があります。
~消毒アルコール使用時の注意点~
1 消毒後、手のアルコールが乾かないうちにコンロやライターを使用しない。
2 アルコールの入った容器を、コンロなど火気を使用する器具の近くに置かない。
3 アルコールを別の容器に詰め替える際は、十分な換気を行う。(蒸気の滞留防止のため)
4 炎天下の車内に容器を放置しない。(容器の膨張による破裂防止のため)
消毒用アルコールの手指消毒は新型コロナウイルスの感染対策として非常に有効で、大事な措置となりますので、火災には十分に気を付けて安全な使用をお願いします。
寺井消防署
動画:新型コロナウイルスの感染対策に潜む火災危険について
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