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平田しおり選手を応援しよう!

登録日:2019年12月25日

カタール・ドーハで開催された射撃のアジア選手権、女子ライフル3姿勢で獲得した銅メダルと
カタール・ドーハで開催された射撃のアジア選手権、女子ライフル3姿勢で獲得した銅メダルと(2019年12月12日撮影)

 

したいこと、能美市だったら叶うかも

東京五輪女子ライフル射撃日本代表 内定

平田 しおりさん

 

 現地時間2019年11月9日にカタール・ドーハで開催された射撃の第14回アジア選手権、女子ライフル3姿勢で大成町出身の平田しおり選手がみごと銅メダルを獲得しました。

 この結果、平田選手は2020年に開催される東京五輪の日本代表に内定しました。女子ライフルで国別五輪出場権を獲得したのは実に16年ぶりとなる快挙です。

 平田しおりさんは、根上中学校から石川県立伏見高校に入学。「6月(高校1年生)にビームライフル競技を始めて、8月には第36回北信越ライフル射撃選手権大会で優勝。それから競技が楽しくなったように見える。的に当たるのが楽しかったのだろう。土日は練習や合宿、遠征で忙しかったが喜んで参加していました。思い通りにいかなくて悔しい思いをたくさんしたと思うが、弱音は吐かず、進んで競技に取り組んでいました。」と、クレー射撃の選手でもある父親の展也さん。

 土日は金沢市のライフル射撃場で朝9時から夕方4時頃まで一日中練習。高校在学中に国体選手として選ばれ、親子で出場されています。2015年の11月にはエアライフル競技を始め、そこからは各種大会で2位や3位が続いたこともありましたが、それから2年後の2017年10月(高校3年生)、「第72回国民体育大会笑顔つなぐえひめ国体」には自身を持って臨み、日本新記録で見事優勝に輝きました。2019年1月19~20日に開催された2018年度全日本ミックスチーム選手権で優勝、7月12~20日、ドイツ・ズール開催のISSFジュニアワールドカップズール大会で良い得点を出したところから波に乗り、10月10~13日開催の文部科学大臣賞争奪2019年度全日本学生スポーツ射撃選手権大会第32回女子総合で10mエアライフル立射60発競技個人第一位、同種目団体でも活躍し明治大学が第一位、50mライフル三姿勢120発競技個人でも第一位、同団体でも第一位、そして今回のアジア選手権で銅メダルを獲得という快進撃を続けています。

うつ伏せ状態で撃つ「伏射」の姿勢の平田さん
うつ伏せ状態で撃つ「伏射」の姿勢の平田さん(2019年12月12日撮影)

 

 50mライフル三姿勢(120発)とは射距離50m、うつ伏せの状態で撃つ「伏射40発」、立った状態で撃つ「立射40発」、片膝を立てて撃つ「膝射40発」を撃ちます。その姿勢に合わせたライフルの装着部品の変更と競技ウェアの仕様変更、さらに試射も合わせての競技時間は2時間45分。この長時間、専用の競技服に身をまとい、約6キロの重量があるライフルを構え高い集中力を持続させながら、肉眼でわずか3ミリほどにしか見えない標的に、裸眼で120発命中させる、ライフルのマラソン競技とも言われています。まさに自分との戦いとなる競技です。

膝射、立射の画像ライフルの画像スコープの画像立射する平田しおり選手

 

 「伏射と膝射はスリング(写真の左腕に掛かっているもの)があって銃の構えは結構支えられてはいるんですけれど、それでも撃つ時の姿勢は結構ちがいます。どの姿勢でもバランスは崩れてくるので撃っている途中、休憩を挟んだりしないと伏射、立射、膝射とも各40発をそれぞれ撃つ時間は長く、立射だけでも1時間近くかかるので、集中を切らさず持続させるのは難しいです。集中することで心臓の鼓動が強くなったり、疲れによる体の揺れとかも大きくなったりしてくると射撃にも影響がありますが、特にファイナルのときはもうしょうがないな、とおもっていて、深呼吸したりして自分の射撃の技術に集中し、呼吸しながら気持ちを落ち着かせてる感じです。」と話すしおりさんについて「彼女の強みは集中力と体幹。手元の1ミリメートルのズレが的では10センチメートルのズレを生む。本来は心拍でもズレを生むが、彼女は心拍数をコントロールできる集中力がある。また、体幹もしっかりしているので、体もぶれない。」と、父親の展也さんも分析されています。

集中力の高め方を説明している時に垣間見える真剣な表情
集中力の高め方を説明している時に垣間見える真剣な表情(2019年12月12日撮影)

 

 撮影終了後、オリンピック出場に向けての抱負を聞かせていただきました。

 このオリンピックに決まった種目が始めてまだ2年も経っていない種目なんですけど、その中でも日本人一位を獲得したのでオリンピックのメダルが獲れるように、これから短い時間ですが調整を重ねて集中できる準備をしていきたいと思っています。

 8月1日(土曜日)正午から午後5時10分までおこなわれる東京オリンピック「女子50メートルライフル3姿勢個人」。この日にメダルも確定します。会場となる陸上自衛隊朝霞訓練場は、1964年の東京オリンピックでもライフル射撃の会場となった歴史のある場所。市民全体で2時間45分を平田しおり選手と一緒になって集中力を切らさず、ずっと応援し続けましょう。本当に楽しみですね!

 

市民のみなさまへの動画メッセージ

 

平田しおり選手プロフィール画像

平田しおり選手 プロフィール

1999年11月6日生 能美市立根上中学校から石川県立伏見高校を卒業

現在、明治大学在学中

競技開始は2015年から

【主な出場入賞歴】

2017年 愛媛国体AR少年女子 優勝

2018年 全日本ミックスチーム選手権 優勝

2019年 WCニューデリーAR60W 7位

2019年度全日本学生スポーツ射撃選手権大会 第32回女子総合 10mAR立射60発競技 個人 第一位・団体 第一位、50mライフル三姿勢120発競技 個人 第一位・団体 第一位

2019年 アジア選手権 女子ライフル3姿勢 銅メダル(日本人第一位)

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