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地震による電気火災の対策を!

登録日:2024年1月17日

 過去の震災では、電気器具の転倒による火災や、停電後の電気復旧時における火災が発生する通電火災が多く発生しました。

震災時に電気が原因となる火災対策に有効であるとされているのが「感震ブレーカー」です。

 

感震ブレーカーとは?

感震ブレーカーとは、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を停める器具です。

一般的なブレーカーは漏電には対応していますが、地震による火災対策には効力がありません。

この機会に感震ブレーカーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

   

感震ブレーカー リーフレット(381KB)(PDF文書)

 感震ブレーカー等のタイプ別の特徴

1.分電盤タイプ(内蔵型)

 分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを落として電気を遮断するタイプ

 (電気工事が必要)

2.分電盤タイプ(後付型)

 分電盤に感震機能を外付けするタイプで、漏電ブレーカーが設置されている場合に設置可能

 (電気工事が必要)

3.コンセントタイプ

 コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断するタイプ

 (電気工事が必要なタイプと、コンセントに差し込むだけのタイプがある)

4.簡易タイプ

 ばねの作動やおもりの落下によりブレーカーを落として、電気を遮断するタイプ

 (電気工事が不要)

設置にあたっての注意点

・感震ブレーカー等の設置の有無に関わらず、地震発生後に自宅から避難する際にはブレーカーを切ることも重要です。

・復電する場合には、事前にガス漏れ等がないことの確認や、電気製品の安全の確認が必要です。

・夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難等の照明が確保できない可能性があります。

 防災対策として、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備してください。

お問い合わせ先

消防本部 予防課

電話番号:0761-58-7119 ファクス:0761-58-6299