このページの本文へ移動する

赤井町(あかいまち)

登録日:2019年7月1日

豊かな水源で築かれた町

 国道8号線で「粟生西」交差点を西に進むとそこに赤井町があります。現在92世帯299人が暮らしています。

 町内を流れる熊田川や地下水など、水が豊かな地域で、かつ用水路が発達しており、農作物の栽培に適した場所です。晴れた日中には、お年寄りなどが畑作業に外へ出て、近所の人とお話をする姿があちこちで見られます。国の地理的表示保護制度に登録された「加賀丸いも」を栽培している農家が2軒あり、今は麦畑の景色が広がっています。

 また、この地域の土壌は砂礫(されき)でできており、工場立地に適した土地です。最近では、日本ガイシ(株)敷地内に新たな工場が建設され、操業を開始しました。

 秋には「子ども獅子」というお祭りを行っています。小学生や保育園児が神輿(みこし)と獅子頭を持って町内を練り歩きます。子どもが少なくなる中、この行事は毎年行っており、赤井町の大切な行事です。町内の「赤濱神社」の近くに大きな旗木が2本立っており、私たちを静かに見守ってくれています。

 町内にある「赤井町史跡公園」には、大きな「鬼瓦」があります。赤井町と縁のある称名寺(小松市)の瓦で、公園のシンボルです。

 最近では新しい家が目立ち始めてきていますが、外から住み始めた人はあまりいないそうです。少子化が課題となる今、「外から来た人に対して寛容な心で向き合っていかなければ」と町内会長の高畑道浩さんは言います。

赤井町の様子
美川まで物資を運ぶために水運として使われた熊田川。豊かな自然のシンボルである淡水魚トミヨ(ハリンコ)のすみかとなっている。

(広報のみ2017年6月号より)

地図情報

赤井町の位置

お問い合わせ先

市長室 広報広聴課

電話番号:0761-58-2208 ファクス:0761-58-2290